公開日 | 2002年5月11日 | 評価 | 7 |
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配給会社 | ソニー・ピクチャーズ | 製作国 | 米 |
ジャンル | アクション | 上映時間 | 122分 |
監督 | サム・ライミ | 脚本 | デビッド・コープ |
配役/出演 | 説明 |
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ピーター・パーカー (トビー・マグワイヤ) |
本作品の主人公でメリーに密かに恋心を抱く高校生。 クモに噛まれて正義のヒーロー、スパイダーマンとなる。 |
ノーマン・オズボーン (ウィレム・デフォー) |
軍事企業の経営者。 特殊な薬品ををあびて宿敵グリーン・ゴブリンとなる。 |
メリー・ジェーン (カースティン・ダンスト) |
ピーターの幼馴染で同級生の女の子。 愛称:MJ |
ハリー・オズボーン (ジェームズ・フランコ) |
ピーターの同級生で親友。 |
[内容] ごく普通の学生生活を送っていたピーターが、遺伝子操作されたクモに噛まれて特殊な能力を身につける。その頃、ハリーの父ノーマン・オズボーンの身体にも劇的変化が表れる。叔父の死をきっかけに正義に目覚めたピーターは、愛するメリーを守りながら怪人グリーン・ゴブリンとの死闘を繰り広げる。 [感想] 実写化してもやっぱり正義のヒーロー物って感じで、良い意味で最後まで安心して観れたよ。 だって、最初から正義が勝つのが分かっているから…。 アクションでは、手首から噴出した糸で宙吊りになりながら、ビルからビルへと飛び移るシーンはスリリングでしたが、その他はいまいち豪快ではなく地味な感じで消化不良気味かな。敵も地味で迫力不足。CGの特殊効果も注目された割には、いまいちパッとせず新鮮に感じなかった。 主役のピーターの高校生らしい心の弱さを表現する為に、派手な視覚効果を極力抑えて地味なスーパーヒーローを演出したのなら納得できなくもないですが、それならもう少し心理描写を強調して共感を与えるような仕掛けと、泣かせるシーンが欲しかった。 それと、ヒロインのMJが高校生らしくないと言うか、いまいち可愛くない。 でも、キスシーンは結構いい感じかも。(笑) ストーリー的には、もう少し意外性が欲しかったな。お決まりのパターンだけだと新鮮に感じないんですよ。結局、全体的には悪くないけど、特に驚いた点もなく満腹になれなかった。 結論としては、お気楽に観る分には問題なくそれなりにまとまった佳作って感じだね。 多分、続編も出るだろうから次に期待したいところ。 +++update:2002/06/08+++ |