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Ricotte〜アルペンブルの歌姫〜
ブランド RUNE 評価
ジャンル 純愛ろり萌えADV 動作OS Win98/2000/Me/XP
発売日 2003/09/26 価格 8800円/9800円
HDD容量 最低600MB、推薦1GB以上 メディア CD-ROM×2
原画 野々原幹 BGM PCM
シナリオ 千籐まさと 音声 有り
モード CG・音楽・Hシーン鑑賞 プレイ時間 約25時間
備考 初回版:マキシCD、ポストカード同梱  DL販売 『ギュッと!』

はじめに
昨年末からの連続ロ○ゲープレイ記録は更新せにゃあかんでしょ。(ぇ
やっぱ、2004年もロ○ゲーから始まるのは宿命なんでしょうか。(汗

突撃結果
リコッテたん…小○生?(´Д`;ハァハァ…ぷにぷにしてるモ〜ン♪
もっと食べたいモン♪…リコッテたんフルコースぷりーず! ←落ち着け!俺。
これぞ萌えの殿堂。しかし、新年早々萌え燃料が投下されるとは…。(萌沈)

あらすじ
かつて造船で栄えた町クワルクも今では寂れた町と成り果てた。そんな町の一角にあるパブでピアニストとして働く主人公「バノン」は、ひょんな事から「リコッテ」と名乗る少女と一緒に暮らすことになる。無邪気でわがまま、そのうえ世間知らずのリコッテに散々悩まされる主人公だったが、リコッテがとんでもなく歌が上手いことに気がつく。二人の演奏はパブをステージにして好評を得ていく。そして、リコッテの告白――。「歌姫って知ってる? 私はね、そう呼ばれてたの」

シナリオ
アルペンブルの歌姫「リコッテ」とピアニストの「バノン」、この二人の恋愛を音楽をテーマにして描いた作品。二人は愛するパートナーを得ることによって素直な気持ちになって、次第に音楽の楽しさを思い出していきます。不安を抱えつつも夢を実現する為に共に支え合いながら成長していく過程が、瑞々しく描かれていて良かったです。

さまざまな表情を見せてくれるリコッテを中心とした日常会話も楽しく、パブの三人娘を筆頭にサブキャラ達もよく立っていて絡みも面白いです。又、涙腺を刺激するクライマックスが心地良い感動を与えてくれてクリア後も爽快。読み物としてもよく出来ていると思います。結構ボリュームのあるシナリオですが、会話主体のテキストの効果もあって終始飽きずにプレイ出来ました。

このゲームでは「Allegro」と「Largo」と言う2種類のシナリオがあり、それざれ全く違った物語が展開されます。シナリオの分岐は序盤の選択肢で決まるのですが、以後、選択肢はあるものの概ね一本道のシナリオになってしまいます。Allegro編のバノンは前向きで明るく自分の才能に自身を持ち最初からピアノが好き。Largo編のバノンは自分に自身が持てず優柔不断で性格も暗くヘタレで鬱入り。…と言うようにシナリオが変わると、主人公の性格もガラッと変化して話の内容も全く別物になります。どちらのシナリオも素晴らしかったですが、個人的にはLargo編の方がより涙腺が緩みました。

同じキャラで全く違ったシナリオを楽しめるのって結構新鮮ですね。メインキャラをリコッテ一人に絞ったのもシナリオに厚みが出て成功していると思います。勿論、マッタリしているようで飽きさせない萌えテキストも秀逸。このライターさんは今後要チェック。

システム
オーソドックスなADVで特に動作に問題無く安定。高速既読スキップとマウスホイール対応の読み返し機能装備。読み返し時に音声再生可能。ただ、各種鑑賞モードは全て同一画面に表示させた為にちょっと使い難いかなと。CG・Hシーン鑑賞モードはスクロールしないと全て見れないのでめんどくさい。音楽鑑賞モードも一画面に一覧表示させて欲しかった。

グラフィック
鑑賞モードによるとイベントCGはパターン違いを除いて60枚。もうちょっと枚数が欲しかったような気もします。まぁ、絵のクオリティが良いのでそれほど不満は無いです。

立ち絵はパターンが豊富でコロコロ表情を変えるリコッテたんは見ていて楽しいです。つか、このキャラデザめっちゃ萌えます。絶妙なぷに感と大きなお目目が辛抱堪らん。前作「初恋」もロリロリでしたが更にレベルアップしてます。今後更に進化する野々原幹さんのロリデザインに乾杯。(ぉ

緻密に描き込まれた美麗な背景も良いです。中世のヨーロッパを彷彿させる建築物や薄暗い色使いも、情緒豊かで渋い仕上がりになっています。ただ、OPムービーが無く、EDもスタッフロールだけとちょっと演出面では物足りないですね。

サウンド
鑑賞モードによると全32曲。その内ボーカル入りが6曲(アレンジが2曲あるので実際は4曲)。ゲーム中ではそんなに曲数が多いと感じなかったのですが実際は結構多いですね。エロゲーでは有名な「feel」が音楽を製作しているだけあって、全体的に高レベルで無難に仕上がっています。しっとりして綺麗な癒し系のピアノ曲が多く物語ともマッチしていて良いです。ただ、これは凄いと思える曲は少なく、音楽をテーマにしたゲームのわりには意外と地味だったかなと。

歌は佐藤裕美さん。エロゲー界の歌姫もロリ声だせるんですね。(笑 ただ、このロリ声での歌唱はかなり辛そうで、どこかぎこちなく聴こえました。もともとリコッテの声優さんと声質が違うのに無理に合わそうして、本来の歌唱力が損なわれているような気がします。このゲームの設定上、リコッテが歌っているように思わせる必要があるので、仕方が無いと言えばそれまでですが…。

音声も違和感無くキャラにマッチして全く問題無し。もう、リコッテの萌え萌えなロリ声は脳みそ溶けますよ。

−お気に入り曲紹介−
・独りが寂しくて
哀愁漂う曲。泣けるシーンと絶妙にマッチしてたね。

・ありがとうの歌(歌:佐藤裕美)
かなり好きな曲です。ピアノの旋律が心に沁み、感動的な場面で流れるので涙腺が緩みます。Inst.を聴いて更に曲の良さがよく分かりました。

・ピアノ1、2、3
どこか癒されるような心地良さと温もりが良いです。

Hシーン
Hシーンは全部で29シーン(1シーンにCG1〜2枚程度)あって純愛系のわりには枚数も多く濃度も高い方かと。純愛系特有のラブラブな和姦が殆どで陵辱要素は皆無ですが、イチャイチャしたエロ萌えテキストが上手く表現されていて美味しかったです。しかし、半脱ぎってエロいですね。まさに超激萌えロリ絵の乱舞ですよ。お約束のように淫語にピー音入れてるけどハッキリ聞こえます。これも美味しい。(ぉ

勿論、萌え萌えな会話や喘ぎ声もてんこ盛りで良い出来です。汁描写も増量でちと出しすぎな気もしますが、チュパ音もじゅるじゅるやってくれますんで、リコッテたんに思う存分ハァハァしながら癒してもらって下さい。つか、バノンってバック好きだね。突き指にはワロタ……早く突き棒しろ!(をぃ

やっぱ卵売りの少女「トゥーシー」とのHイベントが欲しかった。結構萌え度高かったのに…。主人公のバノンはゲーム開始早々、パブの3人娘とやりたい放題な羨ましい関係を築いてたりしやがります。実際は3人娘の方がバノンを玩具にして強引にミルク吸い取ってる気もしますが…。(爆)

キャラ  ( )内の数値は萌え度
お気に入りは当然リコッテたん。おこりんぼでワガママでやきもち妬き。バノンのことを「お兄ちゃん♪」とか呼んで、一途に愛するリコッテたんに激しく萌えまする。サブキャラの会話も良く立っていて面白かった。特にパブのお姉さん3人組が繰り広げるコントみたいなボケ・ツッコミは最高!

リコッテ CV:大波こなみ (90%)
バノンの元に転がり込んできた家出少女。負けず嫌いで歌が得意。
子供のように無邪気で明るく純真な性格。ドーナツが大好物。
ろりろりな身体もさることながら、ぷにぷにして真っ赤になったほっぺも萌え♪

フィオーレ CV:長崎みなみ (65%)
パブで働く三人娘の中ではリーダー的存在。料理が得意。実は未亡人。
お色気フェロモン全開の大人のおねいさんって感じがいいね。

フェタ CV:三木本彩響 (65%)
三人娘の中ではムードメーカー。明るく活発な性格で暴走すると止まらない。
あしたの雪之丞の春日せりなの声と似てるような気も…。

クーロミエ CV:松井みどり (65%)
常にマイペースでネコ撫で声で喋る。後腐れの無いサバサバした性格。
甘ったるく間延びした声でバノンをおちょくるのが得意。

総評
真性炉利少女リコッテたん。萌え燃料詰め合わせキタ━━━(・∀・)━━━!!
久しぶりに満足できる作品で超良作に認定。もう、超爆萌え必至!炉利萌え電波垂れ流しのリコッテたんとイチャイチャして萌えまくりたいなら是非お召し上がり下さい。つか、真性の萌えゲーやりたい方はプレイする価値有りますよ。

純愛系特有の萌え萌えなエッチも思ったより濃くて脳みそを刺激してくれます。単なるロリゲーと侮るなかれ。シナリオにも温もりが感じられて良かったです。萌えに関しても前作の「初恋」以上の出来だと思います。涙無くしては語れない感動の純愛物語をご賞味あれ。

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Ricotte〜アルペンブルの歌姫〜

+++update:2004/01/09+++
シナリオ システム CG 音楽 エロ 萌え ロリ 感動
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