☆評価は10段階です。          HOME     MENU
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TMN BLACK                               ☆評価:
[アーティスト] TM NETWORK
[発売日]  1994年06月22日
[時間]    70'06''
[曲目]   @ SELF CONTROL A 一途な恋 B WILD HEAVEN
       C KISS YOU D LOVE TRAIN E THE POINT OF LOVERS' NIGHT
       F RHYTHM RED BEAT BLACK G 金曜日のライオン H 1974
       I TIME TO COUNT DOWN J COME ON EVERYBODY
       K DIVE INTO YOUR BODY L GET WILD M NIGHTS OF THE KNIFE

[感想]

  これも結構古い一枚です。TM NETOWORK(以下TMN)の曲の中から小室哲也氏が厳選
  したアルバムです。現在も尚、古臭さを感じさせない楽曲はどれもすばらしい限りです。
  TMNが日本の音楽シーンに多大な影響を与えたのは今更言うまでもありません。
  このグループが登場しなかったら、日本の音楽は何年遅れていたことやら・・・
  ひょっとしたら、今だに演歌、歌謡曲が全盛だったかもしれません。(^^;

  当時としては、画期的なコンピュータミュージックを用いて一世風靡した斬新な楽曲。
  リズミカルなダンスチューンは、度肝を抜かれたものです。
  確か、音楽番組で、TMN出演時に裏方さんが急いでコンピューターを並べていた状況が
  ありました。当時はそんな風にして曲を流していたのです。今思うと懐かしいです。

  シンセ主体の楽曲構成は、ある意味、無機質な感じがしないでも無いですが、独自の
  詩の世界に小室氏のダンサブルな曲構成が相乗し、機械的な堅苦しさを補うだけの物が
  ありました。又、宇都宮隆氏の超人的なボーカルがTMNを完成されたグループにしていま
  した。本当に彼の歌唱力はすばらしいです。あの声は普通のアーティストには出せないよ。
  あと、木根尚登氏のぺしゃり(MC?)もNICEでした。(笑)
  又、TMNには欠かすことが出来ない、小室みつ子氏の詩もすばらしいです。

  さて、このCDですが、さすがに小室氏が厳正しただけあって、これぞTMNサウンドという
  曲ばかり、ぎっしり集まっています。彼がテクノに染まっていく足跡を辿ることができるかも
  しれません。まさに現在のミュージックシーンへの伏線を垣間見ることができます。
  曲はすべてシングルからの厳選なんですけど・・・

  じゃあ、いきましょか!
  曲数は14曲で70分、ぐぅ、なが〜い、けど大作ちゅうことやね。(うんうん)

  @の曲・・・なんか、ノリが良くかつ、ほんわかしていて好きです。ウツの声最高。
  Aの曲・・・TMサウンド炸裂。ウツの神がかり的な声と安定したボーカルがしぶい。
  Bの曲・・・ウツの高音域が綺麗にでています。歌唱力はさすが。T.Kのサウンドに脱帽。
  Cの曲・・・globeサウンドの原形が伺える。比較的落ち着いたナンバー。
        (よくにたフレーズを聴いたことがあるような・・・ Watching everythingかな?)
  Dの曲・・・この曲はTMに必須。斬新なメロディーライン。ノリノリで好きな曲です。
         なぜか、銀河鉄道999を思い出します。
  Eの曲・・・しっとりとした刺激が味わえる曲。
  Fの曲・・・3人の掛け声がおもしろい。
  Gの曲・・・デビューシングル。サバンナでライオンが走っている風景が目に浮かぶ。
  Hの曲・・・割とおちついたナンバー。
  Iの曲・・・ハードロックを彷彿させるイントロ。危機迫るハイテンションサウンド。
         抜群のスピード感。たたみかける音の連打。
  Jの曲・・・ノリノリのサビが最高。これぞコンピュータミュージック。
  Kの曲・・・この曲結構好きです。確かCITY HUNTERでも流れていた記憶があります。
  Lの曲・・・アニメCITY HUNTERのエンディング主題歌。TMで一番かっこよくて好きな曲。
         TMの存在感をアピールした曲。T.Kサウンドと強力なボーカルのコンビネーション
  Mの曲・・・心が和むバラード。

  お気に入りの曲としては、ABDLかな。特にLはノリノリで大好きです。
  まあ、GET WILDがTMNの代名詞だと思ってますから。(CITY HUNTERの影響大(^^;
  当時、最先端のサウンドにまだ馴染めない人がほとんどだった為、マニアックで偏った
  ファン層等といわれていたTMNですが、時代の最先端を行く姿勢は画期的でした。

 +++update:2001/10/09+++
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dAnce to positive                          ☆評価:
[アーティスト] TRF
[発売日]  1995年03月27日
[時間]    64'16''
[曲目]   @ Welcome to Funky positive world
       A SEE THE SKY 〜1999...月が地球にKISSをする〜 B masquerade
       C FUNKY M D CRAZY GONNA CRAZY E Destiny to love
       F ESCAPE G Let it go! H Never give up on love
       I dAnce is my Life系 J ENGAGED
       K Overnight Sensation〜時代はあなたに委ねてる〜
       L overnight piano dream

[感想]

  小室哲也氏(以下T.K)が満を持して日本の音楽シーンに一石を投じた、ダンスユニットTRF。
  彼らが、ダンスミュージックの先駆けとなって進化していったことは、言うまでも有りません。
  カラオケ、ディスコ全盛期。巷ではジュリアナが賑わっていたころです。ダンスと音の融合
  という、全く新しいスタンスで取り組んだ、スペシャルユニットが誕生しました。
  このころ、T.Kはテクノにはまっており、初期のころの楽曲はテクノ風の曲ばかりでした。
  徐々に現在のダンスミュージック(死語?)に移行していくことになります。
  そういえば、このCDが出たころは、まだ小文字の trf でしたね。
  ちなみにTRFとは、TK RAVE FACTORYの略称です。

  -メンバー紹介-
  YUKI   ・・・T.Kが大阪でスカウトした。メインボーカル担当。(ちなみにユーキと読む)
          涙腺を刺激する声が特徴。T.Kが好む高いキーの楽曲もも難なくこなす。
  DJ KOO ・・・MCには欠かせないサウンドクリエーターでリーダー。独自のヘアスタイル。
  SAM   ・・・ダンスの切れが絶品のダンスクリエーター。ダンサー達の憧れで教祖。
  CHIHARU・・・ダンサーであり、振り付けも手がける。
  ETSU   ・・・同じくダンサーとして欠かせない存在。

  さて、このCDですが、ヒット曲をメインにして、ラップあり、漫才あり(?)で上手くまとまって
  います。初期のテクノ風では無く、今風のJAPANESE DANCE MUSICです。
  本来は、TRFのようなダンス系ユニットは、ビデオクリップやライブのような視覚映像が
  無いと効果が半減するのですが、歌も相当上手なので音だけでも十分満足できます。


  じゃあ、そろそろいきましょか!
  曲数は13曲で64分、ちょうどいいね。

  @の曲・・・インストっぽい曲です。
  Aの曲・・・ミュージカルの為に作られた曲。ダンサブルでぴったりマッチしてました。
         実は、マークのラップで参加してるんです。
  Bの曲・・・これもミュージカルにぴったりの曲。オペラ座・・・なんてフレーズもあるし。
         本当に体が熱く燃えるような感じ。ちょっと異色な曲で新鮮です。
  Cの曲・・・ファンキ〜な曲。そのままやんけ!(笑)。ラップ主体なのでKOO大活躍。
  Dの曲・・・明るいノリノリのダンスミュージックで大好きです。こういう曲はT.Kの専売特許だね。
         YUKIの声やっぱりかわいい〜♪ 元気でるよ〜。今日もこれからクレイジ〜。
  Eの曲・・・鳥肌たつ〜。YUKIの声が涙腺刺激しまくりの曲。こういう曲に弱いんだよね。
         運命って何だろう? 絶妙なメロディーラインがせつなく泣けます。
         何回聴いてもいいよ。めっちゃお気に入りです。
  Fの曲・・・ラップとYUKIのボーカルがベストマッチ。
  Gの曲・・・かっちょいいラップをダンステイストでチューニング。YUKIの声が少ないのが不満。
  Hの曲・・・ちょっとこの辺りで息抜き。おちついた感じのナンバー。
         ボーカルは外人さんぽく聴こえるけど、CHIHARUとETSUのどっちかな?
  Iの曲・・・めっちゃ笑えます。漫才? ケイケイラップ?。 コギャルの真似?
         この曲逝っちゃってます(爆) コントを曲に載せた? 遊び心がオッ系やね。(^^;
  Jの曲・・・涙腺が緩むバラード。YUKIの声が心にしみる。やさしさに溢れた曲。
         高音がしんどそうだけど一生懸命出そうとしているのがいいね。
  Kの曲・・・レコード大賞受賞曲。T.Kの奥義を尽くした曲。あらゆるものが凝縮されている。
         全てに於いて高レベルな仕上がりで納得の一曲。YUKIの英語の発音も綺麗。
         今、聴くとこの完成度に驚愕。
  Lの曲・・・T.K ピアノソロ
。心が癒される、せつないメロディー。終曲にぴったり。
         曲も結構長いのが嬉しい。

  お気に入りの曲としては、DEJかな。特にDはノリノリで大好きです。
  Eは泣けます。本当Destinyだよ。YUKIの声だから・・・かな?

  今思うと、初期のテクノ、ユーロビート系の曲が懐かしいです。ぜひ、新曲では
  EZ DO DANCEのような曲を出して、もう一度あの抜群のダンスを引っさげて、
  テレビに登場して欲しいものです。

 +++update:2001/10/10+++
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SWEET 19 BLUES                          ☆評価:
[アーティスト] 安室奈美恵
[発売日]  1996年07月22日
[時間]    66'53''
[曲目]   @ WATCH YOUR STEP!! A MOTION B LET'S DO THE MOTION
       C PRIVATE D INTERLUDE〜OCEAN WAY E DON'T WANNA CRY
       F RAINY DANCE G CHASE THE CHANCE H INTERLUDE〜JOY
       I I'LL JUMP J INTERLUDE〜SCRATCH VOICES K I WAS A FOOL
       L PRESENT M INTERLUDE〜DON'T WANNA CRY SYMPHONIC STYLE
       N YOU'RE MY SUNSHINE O BODY FEELS EXIT P '77〜
       Q SWEET 19 BLUES R ...SOON NINTEEN

[感想]

  安室奈美恵ちゃんの全盛期の代表的なアルバムです。19曲もありますが、曲と曲の合間の
  間奏曲が、かなり散りばめられていますので、全体的にバランスのとれた一枚に仕上がって
  います。贅沢な曲を一本の糸で巧みに繋げ、より重厚な音に仕上げたような感じがします。
  曲と曲の切れ目に気付かないぐらい見事な繋ぎ方で、安室ちゃんの特性を生かしきった
  曲構成です。ボーカルも、さすがにレコード大賞2年連続受賞の実力は、だてじゃないです。

  安室ちゃんの特徴は、安定した歌唱力もさることながら、魂で歌う気迫溢れる姿勢に好感が
  持てます。又、この時期は彼女も歌番組でバリバリ踊りまくっていました。このダンスが又、
  めっちゃ上手いのです。SAMにはまだ教わっていなかったと思うので、天性のリズム感の
  持ち主だったということでしょう。彼女やSPEEDもそうですが、沖縄アフターズスクールの
  卒業生は、ほとんど、ダンスやボーカルも高レベルです。天性の才能に磨きをかけるのが
  上手いです。あまり比較するのも何だと思いますが、今、はやりのモ○娘と比べればどれ程
  高レベルかは一目瞭然に思えます。(汗)  m(_ _)m ごめんなさい。

  このころT.Kも「奈美恵ちゃんにはブルースが似合う」と公言していたように、確かにブルース
  の雰囲気に合っています。故に、このCDもブルース中心でR&B色の強い作品となっています。
  でも個人的には今のR&Bに傾いた安室ちゃんより、バリバリのダンスミュージックを歌って
  いた頃の安室ちゃんの方が気に入っています。
  このCDには、そのころ聴きなれたダンスチューンも収められているので、飽きずに聴ける
  一枚になったのかもしれません。

  じゃあ、しゃきしゃきいきまひょ〜!(歯抜けてました(笑)) 「シャキーン」(o^v^o)
  よっしゃ〜。曲数は19曲で67分弱、へっ? 何これ? マジ? ちょうどいいね♪
  んなわけねぇ〜! まあ繋ぎの曲が結構有るという事でしょう。
  何か、3秒の曲(?)もあるし・・・(^^;

  Bの曲・・・安室ちゃんがたたみかけるラップに挑戦。ブラックテイスト。
  Cの曲・・・重低音サウンドに載せて、柔らかな安室ラップ(?)が綴られる。
         何か、イメージに合わないけど、割と聴きやすい。

  Dの曲・・・映画の間奏曲みたいな感じ。余韻を残しEへと繋がる、絶妙な引継ぎ。
  Eの曲・・・レコード大賞受賞曲。安室テイスト本領発揮。聴き心地抜群。
         心地良いメロディーに乗せられて、力強いボーカルが気持ちいい。
         外人さんのコーラスも Very Good ! お見事! 技あり一本!
  Fの曲・・・雨の効果音がいい。静かな悲しい曲。落ち着いて和む。

  Gの曲・・・これぞ安室! 一番マッチするノリノリダンスミュージック炸裂!
         独特の言い回し! 彼女の壮絶なダンスが目に浮かぶ!
         力強いボーカルが光る! ストレス発散にぜひ聴きたい曲。
  Iの曲・・・何か良く分からないけど、言い知れぬフワフワした余韻が残るブラック曲。
  Kの曲・・・ラップ主体です。もうちょっとパンチが欲しかったような・・・
  Lの曲・・・彼女の可愛らしい一面がちらりと覗かしている曲。ほのぼのして良い。
         このまま眠りたくなる曲。寝覚めが良さそうだな。
  Mの曲・・・またまた、映画の間奏曲ぽいですね。
  Nの曲・・・ハリウッドが目に浮かびそう。と思いきや超高速ビート。来た来た来た〜!
         これだ!安室の真骨頂!ボーカルに炎が迸る!唸る!
         めっちゃ気持ちよく聴けます。これぞDANCEです。ユーロ風テクノ?

  Oの曲・・・ハウス風にアレンジ。オリジナルが好きだっただけにちょっと不満。
         しかし、イントロ長すぎ〜。ちょっと引っかかる。低音が耳に響いて心地いい
         ので音は好きなんだけどなあ。4分以上のイントロはキツイです。
  Pの曲・・・
波の音が耳に心地よい。これも映画のワンシーンのようなイメージ。
  Qの曲・・・やっぱ、この曲がないと締まらないよね。珠玉のブルース。
         たまに聴くと,、めっちゃ心が落ち着く。精神安定剤の効果有り?
         アルバムのタイトルに恥じない完成度。
  Rの曲・・・安室ちゃんの素人ぽいアカペラがぐっど。

  お気に入りの曲としては、EGNQかな。特にGは超ノリノリで大好きです。
  時代は変わったなと、改めて懐かしさが込み上げてきた一枚です。


 +++update:2001/10/11+++
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