透明感のある女性歌手

掲示板や日記で殴り書きしたものです。(^^;

マーキー(HIGH and MIGHTY COLOR)

男女ツインボーカルという異色のユニット。ヘビメタ・ハードロックと女性ボーカル、マーキーの澄んだ声の融合は新鮮だが、男性ボーカルの劣化した声とわざとらしい歌唱は聴き心地を低下させる。意味不明な発狂ラップは封印した方が良いだろう。あくまでデス声に拘るのならglobeのマーク・パンサーのような隠し味程度のラップで十分だと思う。マーキーが速い曲にも柔軟に対応して、歌唱もまずまず聴けるレベルに達しているだけに勿体無い。個人的には彼女だけで十分なのだが…。

Maika(Mi)

楽曲はよくあるJ−POPだが、何と言ってもMaikaの甘ったるい声質がツボに嵌る。声量不足で高音の伸びがもう一つだが透明感は秀逸。未熟な歌唱力はボイトレするなりして矯正できるだろう。女性3人組のアイドルグループは希少なだけに消えずに頑張って欲しい。

南里侑香(FictionJunction YUUKA)

See-Sawの梶浦由記の異色の世界と南里侑香の哀愁漂うクリアボイスが融合して、圧倒的な独創性を生み出す。流石に声優だけ合って南里の発声は非常に綺麗で聴き取りやすい。かなり好みの声質であるのに加え、歌唱力も高レベルで梶浦が創造する異質なメロディに難なく対応するスキルは凄まじいものがある。おそらくミュージカル等の出演でかなり鍛え上げられていると思われる。個人的にお気に入りの曲は「暁の車」。パワフルかつクリアなサウンドは近年稀に見ぬ心地良さを堪能できる。

大竹佑季

彼女の歌に癒しの力が宿っていることは、私の癒しスカウターで計測して実証済みだ。かなりの透明感と歌唱力の持ち主だと思うのだが、知名度がいまいちなのが残念でならない。もっとメディアに露出させて売り出して欲しい。このままこの才能を埋もれさすにはあまりにも惜しい逸材である。最新のアルバムでは現在の流行とは一線を画す民俗音楽的な楽曲に挑戦している。個人的にお気に入りはミニアルバムに収録された「ベアトリーチェ」。どこか新鮮で凄く和む。

岩田さゆり

ドラマやCM等に露出してアイドル路線を疾走する期待の星である。歌唱力に於いてはまだまだ未熟で標準以下なのだが、天性の声質の良さに非凡なものを感じる。一度聴くと彼女の甘ったるく可愛い声質が病み付きになるだろう。歌はボイトレによって修正できるが声質を変えることは不可能である。その点を考慮すると彼女の潜在能力はまだまだ未知数と言えるだろう。アイドル歌手特有の可愛い容姿はビジュアル的にも秀逸で、並みのアーティストでは相手にならない。年齢も15歳とまだ若く今後更に期待できるだろう。大事に育てて是非開花させて欲しい。

川嶋あい(元I WiSH)

名曲「明日への扉」で衝撃のデビューを果たす。当時、彼女の限りなく透明なボイスを「天使の歌声」として絶賛された。個人的にもこれ以上のクリアボイスを持つ女性アーティストは知らない。故にクリアボイス至上主義の私にとって、マイ・フェイボリットアーティストとなるのは必然であった。

I WiSHの解散はファンに衝撃を与えた。だが、路上ライブ1000回を成し遂げた彼女のド根性が炸裂する、路上時代の楽曲を集めたアルバム「路上集?号」を視聴してソロでの活動に拘った訳が理解できた。ピアノ中心の素朴なメロディに込められた言葉は、I WiSH時代のメロディアスにアレンジされた楽曲では味わえない温もりがあり、彼女の超クリアボイスと一体化していることが実感できるのだ。

今後の課題は、楽曲の幅を広げる為にスピード感のある曲に対応することである。I WiSH時代の欠点でもあるのだが、殆どがミディアムテンポの曲で飽きやすいのだ。耳が肥えてくると変わったメロディが聴きたくなり、既にミディアムテンポの天使の歌声は少々食傷気味になりつつある。これは他のアーティストにも言えるのだが、視聴者を飽きさせない工夫は常に模索していく必要があるだろう。彼女には圧倒的な歌唱力は無いが、エンジェルボイスと言う誰にも真似できない最強の武器があるのだから…。

工藤舞(元Ruppina)

透明感抜群の高音ボーカルは、適度に憂いを帯びており珠玉の癒し効果を与える。私の脳内に設置したクリアボイス専用スカウターで測定したところ、当然ながらトップレベルの数値を叩き出した。まさにZARDの坂井泉水に匹敵する聴き心地の良さで、癒しの歌姫の称号を与えたい逸材である。

Ruppina消滅後は”舞”として奇跡の復活を遂げ、お色気エロ路線で衝撃のソロデビューを果たした。その裸一貫での捨て身の突撃は、倖田來未譲のエロかわ路線程度では全く相手にならない破壊力だ。ただ、その妖艶なビジュアルは従来のファンが持つ清純なイメージとギャップを生み、脳内補正に苦慮する信者が続出した。avexの突貫戦術は現在でも賛否両論分かれている。一刻も早くヒット曲を生み出しこの不穏な空気を一蹴して欲しい。

かねてからミディアムテンポの曲が中心で、メリハリが無く飽きやすい楽曲構成が欠点であったが、最近のアップテンポの楽曲で一定のインパクトを与えるのに成功した模様。今後は伝家の宝刀であるクリアボイスを活かしながら、メリハリをつけて飽きさせない楽曲を量産していくことが課題となる。

misono(day after tomorrow)

今日の歌姫に君臨した倖田來未譲の実妹である。day after tomorrowでのデビュー当時は、倖田譲より知名度は上だったが近年のエロかわ戦略で形勢逆転した。中高音域を得意とするパンチ力と繊細さを兼ね備えたボーカルは、ミディアムバラードでその真価を発揮する。特に綺麗な高音の伸びの心地良さは抜群である。

近年、day after tomorrowでの活動を休止して、misono名義でソロデビューを果たした。彼女の場合、どんな楽曲でもそれなりに歌いこなすイメージがあるが、何か他のアーティストと違うインパクトが欲しいところだ。今後は、持ち味であるクリアボイスに磨きをかけ、ダンス&ロック路線と如何にして融合させるかがポイントになるだろう。とにかく今後の飛躍を生温かい目で見守りたい。

個人的に彼女の声質はday after tomorrow時代のメロディアスなナンバーでこそ真価が発揮されると思われるだけに、スキルを上げてバンド活動を再開して欲しいと切に願う。


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