■ファミリーコンピュータ ディスクシステム
【メーカー】 任天堂
【発売】 1986年2月21日
【定価】 15000円
【ゲーム供給媒体】 2.5インチクイックディスク
ファミコン用のアダプタとして発売されたディスクシステムは、2.5インチのクイックディスクにデータを
読み書き可能という画期的な装置でした。ファミコンのカセット差込口にRAMアダプターを差し込んで
ファミコンと接続します。この『ディスクカード』と言われているクイックディスクは、店頭に設置してある
『ディスクライター』という書き換え装置によって、新しいゲームに書き換えが可能という素晴らしい物
でした。500円で書き換え可能という安さも人気の要因でした。
この頃、容量の制約があるROMカセットでは、表現できないゲームが次々と発売されていきました。
代表的な作品に、今でも名作と言われている『ゼルダの伝説』が有ります。
RPGには欠かせないセーブ機能も、ディスクと言うメディアの恩恵を受けて簡単に保存できるように
なりました。このセーブ機能が使えるおかげで、次々とRPGが出現していきます。
ですが、このディスクシステムも、ゲームデータをロードするのに時間がかかると言う致命的な欠点が
有りました。長らくカセットに慣れたユーザーにとっては、このゲーム開始までの待ち時間が堪らなく
長く感じられました。後に、この問題はROMカセットの大容量化によって解決されていきます。
カプコンの『魔界村』が1Mbitの大容量ROMを使って登場した頃から、大手ゲームメーカーは、この
ディスクシステムから離れていくことになります。ディスクカードの容量は800Kbitでしたので、ディスク
の恩恵が殆どなくなったのです。唯一、ROMでは実現できなかったセーブ機能も、SRAMによる
バッテリーバックアップ機能の実現によって、問題が解決されました。
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