☆評価は10段階です。          HOME     MENU


亜麻色のジャケット                        ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 光文社
[内容]

  杉原爽香、十七歳の冬。
爽香の中学時代の恩師安西布子と河村刑事は、美術館で久々のデート。
彫刻が置かれた庭で河村が意を決して布子にプロポーズをしたとたん、ずぶ濡れの若い
女性が助けを求めてきた。
何者かに池へ突き落とされたその女の手には、亜麻色のジャケットが…。
長編青春ミステリー。


[感想]
 毎度のこと杉原爽香シリーズは、安定した面白さで○です。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


雨の夜、夜行列車に                       ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 徳間書店
[内容]

  ボケが進行しながらも講演旅行に出かける元大臣とその秘書。
会社をクビになったことを家族に言えず、自殺行の途中で元部下とのアヴァンチュールに
迷いこんだサラリーマン。その父を追う娘。
この二人を張込み中に自分の妻の浮気に遭遇する刑事。
いましも彼らは、過去を胸に秘め未来を夢見て、21時発の夜行列車に乗ろうとしていた…。
長篇ブラック・ユーモア・ミステリー。

[感想]
  めずらしく正統派ミステリーです。トリックを、もうちょっと凝ってほしかった。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


アンダースタディ                          ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 講談社
[内容]

 父が急死して、21歳の奈美の人生は大きく変わった。
3歳で別れた母と双子の姉と暮らすことになった時から―。
社長見習、素人探偵、そして姉の〈代役〉生活が始まった。
罠と恋と殺人に彩られたミステリー長編。


[感想]
 双子の姉が鍵やね。まあまあかな。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


いつか誰かが殺される                     ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

  大財閥永山家の当主志津は、明日70回目の誕生日を迎えようとしていた。
家族達は続々と屋敷につめかけていた。
長 男悟は飛行機で、克次は東京の社から、末っ子千津子は夫法夫を伴い新幹線で。
法夫のあとを愛人、千津子のあとを恨みを持つ殺人犯、 殺人犯を追う警部、
警部のあとを警部夫人・・。
家族一同に会した永山邸で志津を祝うため、「今年の賭け」が始まった。
いうなれば殺人ゲーム・・。ついに喧噪と狂乱、欲望と憎悪の宴の幕があく。長編サスペンス。

[感想]
  本格的なサスペンスです。 良いかと思う。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


薄紫のウイークエンド                      ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 光文社
[内容]

  杉村爽香、十八歳の秋。
爽香にとって、今年の夏は最悪だった。
父が脳溢血で倒れ休職、親友の今日子は、マリファナ売買に係わっていると噂の大学生・
只野と交際して、爽香を悩ませていた。
一方、只野の父が経営する会社に勤める酒井は、妻がサラ金会社から莫大な借金をして
いると知らされて…。秋を迎え、危険な風が爽香をとりまく。好評シリーズ第4弾。


[感想]
  毎度のこと杉原爽香シリーズは、安定した面白さで○です。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


吸血鬼はお年ごろ                         ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 集英社
[内容]

  恋する吸血鬼を誰か知りませんか?正統吸血鬼クロロックを父に持つ美少女・神代エリカ登場。

[感想]
  3つのストーリーが収録されていて、それぞれで完結するので気楽に読めます。
  この、「エリカ」がツボを抑えています。 おきまりの美少女キャラですが、 ビシバシと事件
  を解決していきます。こういう気の強いキャラ好きです。  設定は吸血鬼の娘なのですが、
  やはり吸血鬼なので、並みの人間には無い力を持っているのです。
  吸血鬼という、ファンタジーの世界に登場してくるようなキャラが活躍する楽しいお話です。
  こういう設定を考え付く発想は、さすが赤川氏ですね。
  シリーズものとしては、最適な設定ではないでしょうか。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


くちずけ 上・下                            ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

 金倉亜紀、十七歳、今日はじめてのキスをした!それも一日に二人の人と…!!
いったいなんだって、男っていきなりキスするわけ?
ところが恋をしているのは亜紀だけではないらしい。
おじいちゃんは“恋人”らしき人と電話しているし、お母さんは誰か男の人と会っている。
ただでさえ大変な毎日なのに、突然モテだした亜紀は、もう大忙し。
でもそんな頃、お父さんは大変な事件に巻き込まれていた―。
十七歳の亜紀に、大学生の彼氏ができた!亜紀だけではない、おじいちゃんには若い女性が、
お母さんには外で会う男の人がいる。
でも、恋する金倉家には、誰も知らぬ間に魔の手が忍び寄っていた。
会社の部下の悩みを聞いていたお父さんが、大変な事件に巻き込まれてしまったのだ。
お父さんは無事、金倉家に戻るのか?亜紀の恋の行方は如何に!?
恋する少女が事件解決に活躍する、青春小説。


[感想]
  少女「金倉亜紀」の心理描写が巧みに描かれています。
  キャッチフレーズ通り、少女の姿をみずみずしく描いた青春小説です。
  上・下巻に分かれているので、推理面でもう一捻り欲しかった。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


群青色のカンバス                         ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 光文社
[内容]

  杉原爽香、十六歳の夏。
高校生になった爽香は、ブラスバンド部の合宿で、高原に来ていた。
親友の今日子やBFの明男も一緒で楽しい夏休みになるはずだったが、好奇心少女の
まわりには危険がいっぱい。
謎の女性が宿舎で自殺を図り、放浪の画家が殺され、爽香自身も命を狙われて…?
大好評シリーズ、待望の第二弾。


[感想]
  毎度のこと杉原爽香シリーズは、安定した面白さで○です。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


琥珀色のダイアリー                        ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 光文社
[内容]

  杉原爽、19歳の春。
大学へ進学した爽香は、家計の足しにと中学生・志水多恵の家庭教師を始める。
多恵は、父親・国明が長期海外出張で不在中、継母や父の愛人と、三人で生活するという
複雑な家庭事情にあった。そして父の帰国とともに事件の幕が開いた。
春の別荘地で起こる殺人…。爽香はまたも渦中へ。
恋のライバルまで登場する絶好調シリーズ第5弾。


[感想]
  毎度のこと杉原爽香シリーズは、安定した面白さで○です。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


殺人はそよ風のように                      ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

  星沢夏美。17歳。あと1ヵ月足らずで18になる。国民的(?)アイドルタレントである。
熱狂的ファンの一人で18歳になる克彦は、夏美のマンションで、彼女の生の歌の盗み録り
に成功!!だが、テープから流れてきた曲は、普段の彼女からは想像もつかないイタリアの
オペラ!?その上、彼女は突然、自殺未遂をおこし、マネージャーは何者かに殺されて…。
超人気歌手に隠された秘密とは?長編ユーモア・ミステリーの傑作。

[感想]

  おきらくに読めて、なかなか面白かった。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


死者の学園祭                            ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

  3人の女子高生は狂喜した。
好奇心と冒険心の強い年頃の彼女たちにとって立入禁止の教室を黙って探検するのは
たとえようもないスリルなのだ。
だが、彼女たちは気づかなかった。彼女たちの背後の冷酷な視線に・・。
そして、一人一人彼女たちはこの世から姿を消した・・。
学園に忍び寄る恐怖の影。「絵と宝石」に隠された謎とは?


[感想]
  確か、映画とテレビドラマ化されたと思います。学園物ですが面白いです。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


白い雨                                  ☆評価10
[著者] 赤川次郎
[出版] 光文社
[内容]

  「みんな―みんな殺してやるから!大人なんて、死ねばいいのよ」アル中の父親に殴ら
れるのが嫌で、夜中の山道を酒屋へ向かう少女は、ミルクのような白い雨に降られて
ずぶ濡れになった。
そして起こった不可解な連続殺人!奥多摩渓谷に降った白い雨が、通りかかった人々の
運命を変えた。長編恐怖サスペンスの傑作!

[感想]
  今まで読んだ赤川作品の中でもトップクラスの出来だと思います。
  本当に、この作品を読むとものすごい恐怖を体感できました。◎です。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


早春物語                               ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

  もし、私の声が母に似ていなかったら、何も起こらなかったかも知れない。
でも、そんなこと、今さら言ってみても仕方がない。家にかかってきた一本の電話。
それは私の心に母への初めての疑惑を芽生えさせ、私を大人の世界に迷い込ませるものだった・・。
私、沖野瞳。大人と子供、男と女の間で微妙に揺れる多感な年頃。

[感想]
  青春物です。こういうの好きです。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++