☆評価は10段階です。          HOME     MENU


晴れ、ときどき殺人                        ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

  若い頃、私は嘘の証言をして、無実の人を死に追いやった。
だが最近、ごく身近な人の中に真犯人がいると分かった・・。
北里財閥の当主浪子は、19歳の一人娘加奈子に衝撃的な手紙を残し急死した。
通夜当日、北里財閥の社長連、婚約者の正彦、かかりつけの医師菊井親子らごく身近な
人たちが北里邸につめかけた。
仮面の下に隠された真犯人の素顔。加奈子を巡る莫大な遺産争い。
宏壮な屋敷を舞台に、恐怖の殺人劇の幕が開く。


[感想]
  本格的な推理サスペンスです。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


ビッグボートα 上・下                      ☆評価10
[著者] 赤川次郎
[出版] 光文社
[内容]

  上司を殴り、クビ覚悟の一柳完に社長じきじきの密命が下った。
「α計画を極秘裏に遂行せよ!」日本有数のメーカー、岩中津重工社長・中津の話は度肝
を抜くものだった。全長400メートルにも及ぶ巨大な工場をまるごと南米へ運ぶというのだ。
青年の野望と社運を賭け、「α」は大航海に出た!

「α」の護衛役を“イルカ軍団”に依頼した一柳は、イルカを操る美女、知子と淡い恋におちる。
だが、洋上では、謎の秘密機関による途方もない妨害作戦が待っていた。
著者初の海洋冒険ロマン大作!

[感想]
  この作品は、めちゃくちゃ面白い。 冒険物なんだけど上・下巻、一気に読んでしまった。
  シドニィ・シェルダン作品のように、読み出したら止められない中毒性があります。
  赤川氏には、ぜひ今後も冒険物を書いてもらいたいですね。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


ふたりの恋人                             ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 集英社
[内容]

  恋人をふたり欲しいあなたに…赤川次郎が贈る最高級のロマンチック・サスペンス。

[感想]
  まあまあかな。もう一押し欲しかった。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


冬の旅人                                ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

  汐見は独身の29歳、Nスイミング・クラブの指導員だ。
女子大生紀美子の水泳練習のため、人には内緒で、個人的にプールを開放し始めてから
もう半月がたつ。だがそこで、奇怪な事件が…。
捜査一課の迷刑事片山と名探偵ホームズ、それに「幽霊列車」で鮮烈デビューしたおかしな
大学生永井夕子が、豪華競演する「三毛猫ホームズの水泳教室」ほか、3編を収録した
傑作短編集


[感想]
  短編集はあまり読まないんですが、気楽に読めました。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


冒険入りタイム・カプセル                    ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

  羽佐間倫子は、16歳。
ボーイフレンドとの関係もちょっと危うい曲り角にさしかかる年頃だ。
一方、父の栄一郎は48歳。
羽佐間グループの頂点に君臨し、行動力抜群、その癖、気のいい男だ。
そんな彼が秘書の光江には滅法弱く、とうとう結婚することに…。
事件はこの頃始まった。30年間、タイム・カプセルに眠っていた青春。
美貌の女教師に対する憧憬。そして殺人に次ぐ殺人。
超人気作家・赤川次郎がまたまた放つ、青春サスペンス・ミステリー。


[感想]
  タイムカプセルと言う発想がなかなか面白かった。ちょっと異色な話で好きです。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


三毛猫ホームズの怪談                     ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 光文社
[内容]

  西多摩の一角を開発したニュータウンの大団地で、子供が次々と謎の事故に見舞われた。
一方、近くの旧村で「猫屋敷」の女主人・石沢常代が、11匹の猫とともに何者かに斬り殺された。
そして第二、第三の殺人が・・。ユニークな推理と鋭い冴えで人間たちを参らせる「三毛猫ホームズ」
と捜査一課の刑事で女性恐怖症の片山、妹の晴美、晴美に首ったけで、猫にめっぽう弱い目黒署の
刑事・石津。「猫屋敷」のまわりで次々と起こる奇怪な事件を名探偵ホームズが鋭く推理する。


[感想]
  三毛猫ホームズシリーズの中では、ちっとだけ怖いかな。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


三毛猫ホームズの恐怖館                   ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

  片山兄妹とホームズは、偶然、ガス事故現場で女子高生の死体と行きあわせてしまった!
そして今度は、背中を刺されている女子高生を抱きとめる破目に!どうやら二つの事件は、
上志学院高校と関係があるらしい。
ドラキュラ、フランケンシュタインと黒猫が登場し、謎がまた謎を呼ぶ怪事件をホームズ、どう捌く!?


[感想]
  三毛猫ホームズシリーズは娯楽シリーズです。非現実的なストーリーもご愛嬌。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


三毛猫ホームズの推理                     ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 光文社
[内容]

  体つきは優雅で上品、きりっとした顔立ちの三毛猫。
手術で子宮を取ったせいか、時々物思いにふけるクセがある。
だがひとたび事件が起こると、ユニークな推理と鋭い冴えで人間どもを翻弄する。
その名も「ホームズ」。そしてコンビの片山は、血を見るのは大嫌い。
アルコールはだめ、女性恐怖症と三拍子揃った独身男性。一応刑事だ。
売春、密室殺人、女子大生連続殺人事件と二人(?)のまわりには事件がいっぱい。


[感想]
  三毛猫ホームズシリーズでは好きなほうです。このシリーズは、はずれなし。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


三毛猫ホームズのびっくり箱                 ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

  箱が人を殺したって…?なにせ密室の中で殺人が起こって、そこには死体と箱しかなかった
というのだ。食べきれないほどのごちそうを期待して、パーティーに出かけた石津、片山両刑事
の前に出されたのは、こんな難問だった。またまた怪事件発生!!毎度おなじみの三人と三毛猫
ホームズが、家庭内の複雑な憎しみがもたらした、この事件のトリックに挑戦した。
他に「三毛猫ホームズの披露宴」など6編を収録した絶好調の人気シリーズ。

[感想]
  言わずと知れた安定した面白さです。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


やさしい季節 上・下                       ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

  アイドルへの道を着々と進む安土ゆかりと、地味ながら真の役者を目指して努力を続ける
原口邦子。タイプは違うが高校時代から良きライバルだった二人を見守り続けてきた石巻浩志
は、社会人となった今も、何かと彼女たちから頼られる「お守り役」になっていた。
ある日、暴力団絡みのパーティーに出る羽目になったゆかりの頼みで、浩志はマスコミの目を
そらすため、ゆかりの『仮の恋人』として会場へ乗り込む。それが全ての始まりだった…。
スターを夢見る二人の女性と、彼女たちを支える一人の男。
芸能界でそれぞれの道を歩むゆかりと邦子。
その二人を陰ながら支える浩志は、二人を平等に愛し続けようとしていた。
しかし、マスコミ対策用の『仮の恋人同士』として正月休みをハワイで過ごす浩志とゆかりを、
再び不穏な影が包み始める。
一方の邦子は、日本を代表する映画監督・三神の作品に出演し、ベテラン女優の嫉妬にも
負けず、ひたむきに演技に取り組んでいた…。
浩志はふたりのうちどちらかを選ぶことができるのか?
さまざまな愛の形を通して本当の「やさしさ」の意味を問う。
芸能界を舞台にミステリアスな「三角関係」を描く傑作青春小説。


[感想]
  赤川氏、お得意の青春小説です。 上・下巻の長編ですが、推理と言うよりは恋愛小説
  に近かったので、それほどインパクトは 残っていませんが、読みやすかったです。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


幽霊から愛をこめて                       ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 集英社
[内容]

  雪の夜、山水学園の女生徒が殺された!現場は学校近くの林の中で、被害者は鋭い刃物
でメッタ突きにされていた。犯行直前まで被害者といっしょにいた加藤昌美は、木立の中で白い
幽霊の姿を見たと口走るばかりだ。山水学園に転校してきた大宅令子は、たちまち親譲りの
探偵本能を刺激された。彼女の父親は警視庁のベテラン警部なのだ。
数日後、新宿のNデパートで第二の殺人が起こった!


[感想]
 幽霊シリーズです。なかなか良かった。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


                                     ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 角川書店
[内容]

 突如襲った激しい大地震。住民が「町」と呼んでいる山を切り開いた新興住宅地の道路は
遮断され、15軒の家は完全に孤立した。日が暮れ、月も星もない完全な闇が町を支配した。
閉鎖された極限状況の中で、人々の精神は少しずつ狂い始めた。
その闇の中で、人間ではない何かが人々を狙っている。一人、また一人、犠牲者が・・。


[感想]
 この作品も怖さだけでは、「白い雨」に負けず怖いです。

 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


若草色のポシェット                       ☆評価
[著者] 赤川次郎
[出版] 光文社
[内容]

 杉原爽香、15歳の秋。それは、親友の死で始まった。
「学校で会いたいな」土曜の深夜、爽香が受けた電話は、行方不明中の親友・松井久代から
だった。学校へ急行した爽香は、教室で久代の死体を発見する。
首に紐が食い込んだような跡が残る死体の近くには、若草色のポシェットが落ちていた。


[感想]
  毎度のこと杉原爽香シリーズは、安定した面白さで○です。


 +++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++