■伊豆七島殺人事件 ☆評価:8
[著者] 西村京太郎
[出版] 光文社
[内容]
「もしもし、おい、どうした?」突然切れた電話に不審を抱いた、海洋開発実験中の片桐
主任は、水深40メートルの密室”海底の家”に潜行した。ここ神津島の新日本重工・海底
居住基地では、極秘の実験が進行していたのだ。……海底の密室で刺殺された研究員!
濡れた電話機、床一面に散った揚げ羽蝶は何を物語る? 傑作本格推理!
[感想]
この本は私が初めて読んだ小説です。当時、漫画にしか興味が無く、ちょっとした気まぐれ
から、何気なく本屋で手に取ったのがこの本でした。西村氏の名前さえ知らない状況での偶然
だったのです。この本がきっかけとなり推理小説にどっぷりとはまってしまいました。そういう
意味で個人として凄く思い入れのある一冊です。
海底の密室殺人という、一風変わった設定と斬新なトリックに心が躍らされました。
西村氏というと、どうしてもトラベルミステリーの第一人者と連想してしまいがちですが、
こういった違う分野でも、本格的な推理小説を書かれています。
+++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■オホーツク殺人ルート ☆評価:8
[著者] 西村京太郎
[出版] 講談社
[内容]
北海道の観光地めぐりだけ、という好条件のアルバイトに狂喜した女子大生ふたり。
存分に旅を楽しんだあと、彼女らは別行動をとる。
ところが直後、ひとりはサロマ湖畔の砂丘に埋められた!同じ頃、伊豆下田では女性作詞家
の死体が発見された。
二つの事件の背事に浮かんだ人物とは?新境地をひらいた旅行ミステリー秀作。
[感想]
トラベルミステリーです。だから、お得意の時刻表が登場します。
女子大生ふたりを巻き込む本格的推理小説です。
+++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■下り特急「富士」殺人事件 ☆評価:8
[著者] 西村京太郎
[出版] 光文社
[内容]
北の果ての網走刑務所で刑期を終えた元刑事・橋本豊は、刑務所内で死亡した仲間の
遺品を、友人に届けるために、南の国、宮崎へ向かった。
しかし、寝台特急「富士」には危険が待ち受けていた。
…忍びよる影の手、遺品をめぐる暗闘、そして連続殺人!
十津川警部の救いの手は間に合うのか?!愛と謎と恐怖を描く力作。
[感想]
ブルートレインが登場するトラベルミステリーです。
十津川警部の元同僚の刑事を巡る連続殺人の謎にせまる。
+++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■終着駅殺人事件
☆評価:10
[著者] 西村京太郎
[出版] 光文社
[内容]
青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年
ぶりに郷里へ向かうところであった。しかし、上野駅構内で第一の殺人、その後次つぎに仲間
が殺害されていく……。上野で偶然事件に遭遇した亀井刑事は、十津川警部とともに捜査を
開始した。意表をつくトリック! 日本推理作家協会賞受賞。トラベル・ミステリーの金字塔。
[感想]
今まで読んだ西村氏の作品の中では、一番好きです。
終着駅「上野」を舞台にした、息もつかせぬスリリングな展開は、これぞ推理小説と言えます。
秀逸なトリックとトラベル・ミステリーのハーモニーが調和した、傑作です。
+++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■東北新幹線殺人事件 ☆評価:8
[著者] 西村京太郎
[出版] 光文社
[内容]
蔵王トンネルを通過中の東北新幹線「やまびこ17号」のグリーン車1A席で、男が殺された。
犯人らしい男は、急停車した列車から逃亡するが、白石蔵王駅近くで溺死体となって発見された。
ポケットには、東京のOL殺害事件で消失した1B席のグリーン券があった。
大いなる野望と復讐劇!!十津川警部はどう解決するのか!?
[感想]
東北新幹線を舞台にしたトラベルミステリーです。例の時刻表は健在です。
+++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■日本一周「旅号」殺人事件 ☆評価:8
[著者] 西村京太郎
[出版] 光文社
[内容]
十日間で日本を一周するミステリー・トレイン「旅号」が、三百人の客を乗せて東京駅を
出発した。だが、博多、西鹿児島、京都と、立ち寄る先で6号車の乗客ばかり三人が相次いで
不審な死を遂げる。警察の捜査も空しく、手がかりのないまま、札幌で第四の事件が!
満員の乗客を恐怖におとしいれた巨大な陰謀とは!? 第一級トラベル・ミステリー決定版。
[感想]
こういった企画物の記念列車でゆっくり旅行でもしたいなあ〜
鉄道ファンもご満足の本格的なトラベルミステリーです。
+++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■日本シリーズ殺人事件 ☆評価:7
[著者] 西村京太郎
[出版] 講談社
[内容]
プロ野球の若きエース梶は、八百長容疑で球界から追放された。
それから13年後、梶のもとへかっての同僚で現在コーチ業をしている今井から、救いを
求めてくる。女性問題をタネに脅迫されているという。
折しも日本シリーズの直前だ。そして今井の身に異変が―。
華やかな日本シリーズの舞台裏にうごめく魔手をサスペンス満点に描く長編。
[感想]
西村氏がこういった野球を扱う推理小説を書くとは思いませんでした。こういった珍しい
分野は、読んでおかないといけません。お得意のトラベルミステリーとは、一風かわった
手法の推理小説となっています。トラベルミステリーに飽きたブレイクタイムに、一冊どうぞ。
+++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■北帰行殺人事件 ☆評価:8
[著者] 西村京太郎
[出版] 光文社
[内容]
夜行列車「ゆうづる13号」と青函連絡船「津軽丸」で、二人の男が惨殺されていた。
ともに裸で後ろ手に縛られ、しかも口紅で「死ね」のメッセージが!容疑者として浮かんだのは、
警視庁の橋本刑事。部下思いの十津川警部は急遽、北海道へ飛び、橋本の重大な動機をつかむ。
しかし、捜査陣をあざ笑うような第三、第四の猟奇惨殺事件。北へ向かう男たちの殺意と愛憎!
[感想]
北海道への帰郷の最中で巻き起こる連続殺人事件。青函連絡船という設定がしぶい。
+++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■ミステリー列車が消えた ☆評価:8
[著者] 西村京太郎
[出版] 新潮社
[内容]
古都金沢で消息を絶った親友の行方を追ったOLの身にふりかかる危険。
十津川警部の名推理であばかれた、まったく意外な犯人の素顔。
(寝台特急「北陸」殺人事件)全長250メートルに及ぶ列車を、400名の乗客ごと誘拐する
という前代未聞の犯罪に翻弄される捜査当局。奇想天外な鉄道ミステリー。
[感想]
列車一式をまるごと消しさるトリックとは? ん〜これは、なかなか面白かった。
+++update:2001/08/01+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++