拓也と由紀は付き合って3ヶ月の恋人同士。拓也は彼女と一緒に行く、卒業旅行の資金を貯める為、乙葉の家庭教師として三澤家に住み込む事に。三澤家の主、松太郎は歳の離れた香織を後妻にし、一つ屋根の下で複雑な家族を構成していた。日を追う毎に狂い出す歯車。三澤家の微妙なバランスに狂いが生じ、不可解な出来事が拓也の周りに起こり始める。
香織に癒されてエロ萌え補給…(〃∇〃) いや、エロだけじゃなく話も面白かった。
基本的にシリアス色が強いホラーサスペンスで作品全体の雰囲気は暗いです。といっても、日常がほんわかしてるので館モノ特有の陰湿さはないです。でも、笑い転がるとか萌え死ねるとかも無いけどw。こういう渋いオーラが漂うの大人のエロゲーも気分転換には良いかも。
elf作品の伝統なのか相変わらず男性キャラが変人で渋い。パッと見でドス黒い悪女のオーラを垂れ流していた叶親子といい、一癖も二癖もあるキャラを揃えてくるね。もう俺は、ぽっちゃり系というか、おっとりした香織さんの微笑みで御飯3杯いける。至福の香織で癒して貰えるだけで幸せ。あとは、癒し系の乙葉タンに萌えたし、由紀に元気貰ったw。
沙耶とのキスシーンはミステリアスで演出が美しい。非常に丁寧な描写で好印象。全体的にエロいのは良いけど、エンディング後の後味はもうちっと爽やかにして欲しかったな。別視点から追っていく種明かしも、キャラ達の心情を知る上で新鮮だった。
インストール後に初めてゲームを起動しようとしたら、「d3dx9_35.dllが見つからなかった…」とかいうエラーメッセージが出て起動できなかった。elfのサポートページを見るとDirectXを更新すると回避可能と書かれてあるので、最新版に更新してみた。でも、d3dx9_35.dllってMeで読み込めないw。仕方なくMeに対応したd3dx9_31.dllをコピーしてd3dx9_35.dllにリネームして回避した。
何とか起動したが相性が悪いせいか、時々、セーブロード等で画面全体が激しくチラツク点滅現象が…。視神経を刺激して発作を起こさせる気か? 某ポケモ○騒動の再来? でも、挫けない。再起動して再チャレンジw。キャプチャー画面の表示で負荷がかかってるっぽい。あと、エロアニメ中にテキスト表示が重くなった。通常のゲーム画面では特に問題は起きない。まぁ、動作対象外のOSで無理矢理プレイしてるのが悪いんだけど。(汗)
基本的には選択肢で分岐するADVですが、見る・調べるアイコン操作とか、昔ながらのミステリーADVの雰囲気も漂います。既読スキップは通常時だけなら超高速だが、アニメが入ると極端にスピードが低下。バックログはホイール対応で音声再生可。ディスクレス起動可。誤字脱字は見当たらず。きっちりデバックしてあるところは流石に老舗elf。
ただ、3D移動の画面は閉鎖空間の雰囲気は味わえるけど、瞬時に移動できないのでイライラする。基本的に邸内だけの移動だから自由度も低いしね。廊下で他キャラと出会うぐらいしか利点は無い。俺的には物語をサクサク楽しみたいので、敢えて負荷がかかる3D表示にする必要はないと思う。移動マップ表示中にセーブ出来ないのも残念。
鑑賞モードによるとイベントCGは差分を含めず150枚。その内エロCGは61枚。背景は粗くて微妙なのもあるが全体的にクオリティは高いね。他にエロアニメが28種類も用意されている。とにかく滑らかでエロい2Dアニメが素晴らしい。そこには無機質なポリゴンアニメでは味わえない温もりがある。
キャラデザは萌え系というより媚肉の匂いがする美人系。まさに大人の色香。目パチ装備で、香織さんのしっとりまつ毛とくりっとしたお目目が萌え。何かアリスソフトの妻モノみたいなアダルトチックな雰囲気が漂いますな。まぁ、ペタン系が好きな方の食指は動かないと思われ。(笑)
全18曲。ヴォーカル入りは無し。全体的に作品にマッチした曲を無難に揃えた感じ。質は高いが、インパクトはいまいちかな。穏やかな睡魔を誘う曲もいいが、サスペンスにピッタリのホラー系の曲がイイ感じ。暗く悲しい感じのBGMが切なくミステリアスな雰囲気を醸し出す。
緊張感を演出する為なのか、BGMが止まって無音や効果音のみで進行すうる場面が多くてちと寂しい。でも、効果音の使い方は上手。蝉の鳴き声は夏のイメージにピッタリだし、風鈴の音は情緒があってグッド。ボイスは無問題。香織さんのおっとり甘〜い声で癒される。
ちとSM入っててエロいね。単調だけどやっぱエロアニメはいいなぁ。香織さんのたゆんたゆん揺れる巨乳がエロいし、生々しいピストン運動もGJ。特に由紀の足コキが効いたよ。これに慣れると静止画の紙芝居には戻れない。
拓也は立派な尺八(ナニ)を装備してるだけあって、パンチラに反応するだけで常に勃起状態の絶倫。受け専門のM野郎なんで苛められるシチュが多いね。しかも、ヒロイン達が行使するチラリズムが絶妙でドキドキしますな。局部アップとか扇情的な魅せ方が上手いので妙にエロくて食指が動くシチュ多いよ。いや、ホンマ癒されるわ。
お約束だがバッドエンドは強姦シーンを仕込んであるねw。バイパン律子をレイープ中の腰の動きがリアル。つか、オマ○コにピー音無しかよ。(笑) チュパ音も臨場感あるけど、ヌチャって鳴る挿入時の効果音もいいね。やっぱ、徹底的に壊される最期の集団レイープはかなり痛いです。ヘタレの拓也とヒロイン達がイッちゃってる姿がまた救われない。拓也にも許さず頑なに守り抜いてきた後ろの貞操(菊門)が、アッサリぶち抜かれるとか無茶しやがって…。(ぇ
拓也のセーエキ大量すぎる。腹ボテ乙葉タン汁濁w。
沙耶は真性のサドだよw。おち○ちん握り潰される〜。●:・∵;(ノД`)ノ ヒイィィィ
主人公の拓也は優柔不断の家庭教師でお約束の鈍感クン。しかも、すぐにドモるヘタレ野郎。基本的に小心者でお人よしなのに何故かハーレム状態。何気に松太郎の秘技「直角お辞儀」はちと笑った。
◆ 進藤由紀 (70%)
拓也の恋人で「タッ君」って呼んでくれる。天真爛漫で元気いっぱいの女の子。
◆ 三澤乙葉 (70%)
拓也が家庭教師をする三澤家の一人娘。優しい性格で頑張り屋さん。
◆ 三澤香織 (70%)
松太郎の後妻で乙葉の義母。おっとりとした優しい性格。同居する律子に虐められても、笑顔を絶やさない健気な若妻。
◆ 叶律子 (50%)
松太郎の前妻・冴子の実妹。三澤邸3階に同居している。
◆ 叶沙耶 (60%)
表情が乏しくいつもツンツンして男を寄せ付けないオーラを放つ。准看護士。
豪邸が舞台ということで河原崎や野々村病院系と同じくサスペンス色が濃いが、シリアスな中にもエロ萌えを混ぜて綺麗な純愛を描いている。キャラ数が少なくほぼ一本道のシナリオ。邸内という閉鎖空間で描かれるヒロイン達は個性豊かで非常に魅力的。そこで起こる何気ない小イベントにも温もりがあって楽しい。ドキドキの共同生活が非常に心地良い。ほんわかした生活の裏で張り巡らされた伏線も、終盤の種明かしできっちり回収され真相が判明。シナリオやトリックにそれほど衝撃はないが、巧みに構築された世界観は中毒性があり読み応えも十分。
アリスソフトと並んでこの業界の老舗といわれるelfの底力を垣間見た力作。売りである2Dエロアニメは、流石にLOVERSには及ばないもののクオリティは秀逸。しかも、28種類も用意されているので飽きない。タイトルにも使われている寝取られシーンは強烈な輪姦陵辱だが、それは…ご褒美…もとい一部の不運なエンディングの副産物。あくまで本作の本質はエロ萌え純愛物語。単なるヌキゲーとは一線を画すクオリティの高さに満足。良質な純愛系萌えエロ万歳!