ブランド | アイル | 評価 | 7 |
ジャンル | ファンタジーADV | 発売日 | 1998/01/23 |
動作OS | Win95/98 | 価格 | 8800円 |
HDD容量 | 最小1MB、最大380MB以上 | メディア | CD-ROM |
原画 | リバ原あき | BGM | MIDI |
シナリオ | のりまた、リバ原あき | 音声 | 有り |
モード | CG、音楽、シーン鑑賞 | プレイ時間 | 約6時間 |
備考 | 廉価版による評価。発売日2000/09/14、価格3800円。 DL販売 『ギュッと!』 |
◆はじめに |
アイルは、あの「真・瑠璃色の雪」を作ったメーカーです。このデュアルソウルは、リバ原作品ってことで捕獲したハズなのですが、すっかり忘れていました。 |
◆突撃結果 |
粗は多いけどお手軽にファンタジーの雰囲気を楽しめるのはいいかも。 |
◆あらすじ |
遺跡の罠にかかって命を落とした主人公ガッシュは、教団の蘇生の術により見事復活!…のはずが、目覚めてみると、なぜかその身体は町の宿屋の主人、エドナーのものだった。アイリーンやフェリシアとともに、新たな身体で脳天気に生活を送り始めるガッシュ。だが周囲に渦巻く陰謀が、しだいにガッシュたちをその渦中へと誘っていく…。 |
◆シナリオ |
教団の依頼で古代遺跡を探査していたダンジョン・スイーパーの主人公が、邪悪な陰謀に巻き込まれていくファンタジーです。 主人公のお馬鹿な言動とアフォな選択肢がてんこ盛りで、キャラ同士の絡みが面白いです。やっぱ総当りテキストには頭の中がエロで汚染されたぶっ壊れ野郎がデフォだね。ギャグ自体はそんなに笑えませんが、話のテンポが良いので読んでいて苦痛は無かったです。前半は街で小イベントを起こして会話を楽しむのが中心。後半は話が急展開してシリアスになるRPG風の真相究明シナリオになっています。余韻が残るエンディングも結構良かったです。 ただ、前半は後半に繋がらないその場限りの小イベントが多いのが残念です。特にシルエーラ、ニーナ、シェリーの3人はHシーンまであるのに、後半のストーリーに全く絡まず、サブキャラ扱いになっていたのが勿体無いです。それより、激しく萌える幼女リーファたんをサブキャラ扱いにするのは酷過ぎるよ。彼女をもっと活躍させれば、萌え指数が跳ね上がったでしょうね。 罠の解除とかはelfのDEJAシリーズを思い出させてくれますね。テーマが変わってしまいますが、もっと緊張感のあるダンジョン探査イベントを追加して欲しかったです。大量のトラップをかいくぐって謎を解明する本格的な冒険モノにした方が楽しめたかも。 |
◆システム |
昔ながらの「見る」「話す」等のコマンド総当り式ADV。基本的に一本道のストーリーでエンディングも1つだけです。途中の選択肢によって即ゲームオーバーになったり、回収出来る小イベントが変化します。操作性は良好で動作も安定しているので特に問題無し。Ctrlキーによる強制スキップ有り。バックログで音声の再生不可。総当りしないと進まないのは面倒臭いですけど。 |
◆グラフィック |
イベントCGは差分を除いて74枚。背景共に特に問題無く綺麗です。目パチと口パク装備。目も微妙にウルウルしています。最近のエロゲーではあまり見かけない演出なので新鮮。何気に喋り終わっても口パクしているのが変だけど。(汗 立ち絵のバリエーションは少ないですが、顔ウインドウでの表情の変化が楽しいです。キャラデザは問題無く線の処理も綺麗ですが、塗りがテカっているのが気になりました。鼻もとんがってる感じ。あと、キャラごとに局部のヘアの色が変わるのでモザイクもカラフルです。これはかなり違和感がありました。(苦笑 |
◆サウンド |
全40曲。MIDIだけど結構良い出来。特に凄い曲は無いけど聴き心地は概ね良好。特に「王家のテーマ」や「遺跡」等のRPGを彷彿させる曲が良かったです。エンディング曲も余韻が残るね。ボーカル曲が無いのは残念。音声はキャラとマッチして全く違和感無し。キャラ同士の絡みが多いだけに、男性キャラに声があればもっと臨場感が出たかも。効果音も良い出来です。 |
◆Hシーン |
CGは差分を除いて26枚。内訳はアイリーンが8枚、フェリシアが5枚、その他のヒロインが1キャラ2〜3枚。和姦が基本で濃度は普通。テキストは丁寧でイチャイチャするシーンはイイ感じ。汁や破瓜の血の描写、喘ぎ声共にまずまずの出来。チュパ音は弱いです。シチュ的には特に新鮮さは無し。野菜やバイブ等のアイテム使用したり緊縛とかするぐらい。 主人公は絶倫エロ野郎だね。エドナーのナニが馬並って…(((((゜д゜;)))) |
◆キャラ ( )内の数値は萌え度 |
お気に入りは「リーファ」。サブキャラだけど炉の破壊力は侮れない。 ■アイリーン (65%) メインヒロインで主人公の恋人。お転婆で明るく活発。 ■フェリシア (60%) 夫のエドナーの体に主人公の魂が乗り移ってしまい困惑する人妻。 ■レーネ (55%) テール=プロミーズ教団の司祭。 ■リューリュ (55%) 主人公の仲間。精霊魔法を操る。冷静沈着。 ■ジーン (50%) 旅の女占い師。お色気が武器!? ■シェリー (50%) ボーイッシュで関西弁を喋る少女。 ■シルエーラ (50%) 八百屋の看板娘。 ■ニーナ (50%) 小説家を目指しているツインテール少女。ボケボケでアフォすぎ。 |
◆総評 |
ファンタジーが好きで時間の無いエロゲーマー向け。シナリオの捻りはいまいちだけど、キャラ立ちが良くて会話が楽しいのでまずまずの出来かと。長くて中だるみする作品よりよっぽどいいよ。最近、サクッと楽しめる作品を選ぶのが病み付きに…。(ぇ (Javaを無効にしていると表示できません) +++update:2004/06/25+++ |
シナリオ | システム | CG | 音楽 | エロ | 萌え |
---|---|---|---|---|---|
70 | 80 | 75 | 70 | 60 | 60 |