メーカー | Jellyfish | 評価 | 8 |
ジャンル | 学園恋愛AVG | 発売日 | 1999/12/29 |
メディア | CD-ROM×2 | 価格 | 8800円 |
動作OS | WIN95/98 | HDD容量 | 600MB以上 |
原画 | 滝 美梨香 | BGM | MIDI・CD-DA |
シナリオ | MAB | 音声 | 有り |
備考 | 同人ソフト DL販売 『ギュッと!』 |
★★★ 感想 ★★★ |
アニメを使用したHシーンの滑らかな動きに感動しました。エロだけで無く、ストーリー的にも面白かったので、ドラマを見ている感覚でPLAYできました。自主制作映画と言う設定も良かったです。 |
◆あらすじ |
舞台は学園祭を1ヶ月後に控えた武蔵ヶ丘学院。 主人公の所属する部員わずか3名の映画部にとって、今年の学園祭は重要な意味をもっていた。だが、そこに予期せぬ問題が発生する。 主演女優だった女生徒が映画への出演を拒否したのだ。 戸惑いながらも、監督としての潜在能力を発揮する「主人公」。 女優未経験の不安を抱きながらも、着実に成長して才能を開花させる「真琴」。 ひたすら、主人公を慕い、健気に影で支える「茜」。 果たして、主人公達は、無事に映画を完成させられるのだろうか? |
◆シナリオ |
映画制作にかける情熱が伝わってきました。 苦労した事や楽しかった思い出が、青春の1ページに刻まれる熱いドラマです。 一見すると、青臭い青春ドラマみたいですが、それがまた良かったりします。 主要キャラは3人と少ないですが、結構立っていて楽しいです。 ボーナスシナリオで、加奈子先生の待遇が補完されているのですが、本編でも、もう少し彼女との絡みが欲しかった気がします。 キャラでは、真琴はメインヒロインだけあって、立ってるのは当然ですが、他のキャラについても、もう少しインパクトが欲しかったですね。登場するキャラの数も少なかったですし。 |
◆システム |
セーブ数は10個で、いつでもセーブ可能ですが、ロード後にセーブした場所ではなく、かなり前に戻されてしまったのが残念でした。しかもロードのスピードが遅いです。 スキップは、CTRLキーによる強制スキップのみ可能ですが、これもスピードが遅いです。 又、アニメをスキップ出来ないのでイライラしました。 読み返し機能は有りますが、ログが1ページ分しか表示出来ないのが残念です。 ゲームクリア後に、CG・ムービー・音楽鑑賞モードと、ボーナスシナリオが追加されます。 |
◆グラフィック |
ムービーの出来は圧巻です。噂通り、素晴らしかったです。 カメラアングルも良く考えてあって面白かったです。でも、撮影シーンで、同じアニメを繰り返し見せられると飽きてきます。 キャラデザもアニメ風で癖があります。綺麗と言うよりかは、アニメに適した絵かと思います。目パチと口パクを装備しています。口パクがセリフと合っていませんが、あまり気になりませんでした。 驚いた表情が、いきなりギャグ漫画風の絵になるので笑えました。 キャラの横顔のデザインには違和感が有ります。口がデカすぎ。(口パク仕様なのか?) イベントCGは鑑賞モードに表示される分(静止画)で45枚なので、少々物足りないですね。 まあ、その分を動画で補っていますが・・・ CGは256色ですが違和感はなかったです。まあ、現在のフルカラーが標準のゲームと比べると、劣るのは否めないですけど。 |
◆サウンド |
MIDIで全31曲です。やっぱりCD−DAと比べると音質は落ちますね。全体的なクォリティはそれ程高くは感じなかったのですが、ピンポイントで良い曲がありました。特に「陽だまり」がお気に入りです。太陽の暖かさにつつまれるような心地良いメロディでした。他には、「優しさにつつまれて」や「唯ーつ(EP Ver)」も良かったです。エンディングのみCD−DAのボーカル曲が収録されていますが、あまり印象に残らなかったです。CVは男女共に有ります。特に真琴の声は良かったです。でも、一部、語尾に音声が切れる場合が有りました。 |
◆Hシーン |
ラブラブかつエロいので満足です。乳がうねうねと揺れます。(´Д`;ハァハァ 今までのエロゲーの中でも、かなり実用性が高い方だと思います。 現在、ほとんどのエロゲーは、静止画+冗長なテキストで表現されているので、脳を酷使して想像力を働かせないと楽しめませんが、このゲームの場合、全て動画で表現されているので、滑らかな動きを視覚的に楽しめました。何も考えずとも、見ているだけで本能を発揮出来るのです。これは、かなりのご馳走です。まさに、上にぎり!? (はぁ?) この視覚効果は、静止画に慣れている私には、かなり新鮮に感じました。 モザイクは、もう少し薄くても良かったかなって感じはしますが・・・ |
◆キャラ紹介(括弧内の数値は萌え度) |
お気に入りキャラは「真琴」です。と言うかキャラ少ないし・・・(汗) なにげに、映画部の部長である中田の無表情な顔が怖かった。 ■水野 真琴 (75%) 主人公が制作する映画の主演女優。明るくて元気な性格。 萌え〜〜〜。「にゃはは」って笑った時が最高。 可憐な演技も披露してくれます。特にHシーンが…(爆) ■桜井 茜 (70%) 主人公と同じ映画部に所属する後輩。ひかえめで真面目な性格。 健気で良い子なんですが、地味だったかな。 ■高橋 加奈子 (55%) 美術専攻の教育実習生。 優しくご指導してくれますよ。(笑) なかなかのテクニシャン。(謎) |
◆総評 |
ゲームクリア後も活用できる一本。下手なAVよりも効果的ですね。(笑) これからの、エロゲーはアニメの時代でしょう。 静止画とテキストの時代は終わりました。もはや過去の長物です。 動画でこれだけのクォリティを実現できるメーカーは、稀少だと思います。 (Javaを無効にしていると表示できません) +++update:2002/04/03+++ |
シナリオ | システム | CG | 音楽 | H | 萌え | アニメ |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 65 | 70 | 70 | 95 | 70 | 90 |