ブランド | GROOVER | 評価 | 8 |
ジャンル | 学園恋愛ドタバタコメディ | 動作OS | Win98/Me/2000 |
発売日 | 2002/03/22 | 価格 | 8800円 |
HDD容量 | 最低1.3GB、推薦1.5GB以上 | メディア | DVD-ROM |
原画 | 片倉真二 | BGM | PCM |
シナリオ | ヤマグチノボル、桑島由一 | 音声 | 有り |
モード | CG・音楽・Hシーン鑑賞 | プレイ時間 | 約18時間 |
備考 | DL販売 『ギュッと!』 以下はDVDビデオで鑑賞可能 DVD版・アニメ版OPムービー、イラストギャラリー(スライドショウ) |
◆はじめに |
息抜きの為のギャグゲーとして捕獲。何気にコンシューマ移植やテレビアニメ化されたりと結構人気があるみたい。 |
◆突撃結果 |
爆笑。こってりした野郎の大群…キタ━━━(・∀・)━━━!! 野郎人気到来? 真性のヲタ野郎「バッチグー」の口癖「〜っしょ」ってのが耳にこびり付いたYO(w。 |
◆あらすじ |
緑豊かな山奥にある男子のみの全寮制学園「鐘ノ音学園」で憂鬱な日々を送っていた主人公・高崎祐介とその仲間たちだったが、ある日、学長から夢のような発表が! 来年度から共学制になる話が持ち上がり、近い内に女子が試験編入してくるというのだ。入学以来、女の子と話すこともなかった祐介とその仲間たち。慌てふためいている間に、とうとう女の子が編入する日がやってきた……。 |
◆シナリオ |
田舎の学園を舞台にハイテンション野郎共が繰り広げるドタバタコメディ。いやはや高品質なアフォ電波を撒き散らしてますな。サブキャラは個性派揃いで強烈!とにかく濃ゆすぎるぐらい良く立ってるね。ゲーム開始当初から暑苦しい野郎共がウヨウヨ登場。最近のエロゲーの設定としてはかなり異質な感じ。主人公が地味でパッとしないのはよくあるパターンだけど、野郎の個性に食われてヒロインの印象が薄くなってしまったのが玉に瑕かも。サブキャラとヒロイン達との絡みをもっと増やして欲しかったな。 相手の気持ちが信じられない不安感。想いが通じ合えずに擦れ違うふたり…。一応、恋愛ゲームにはなっているが、ラブラブな感じではなくごく普通。終盤にピリッと沁みるせつない展開もあるけどね。個人的には余韻が残った早苗シナリオが一番良かった。ちと反則技使った感じもするけどウルウルきたからOK。千種先生〜甘酸っぱくて美味しい想い出をくれて有難う。メインヒロインのみどりはいまいちパッとしなかったなと。つーか、ろりちっくな小さい方を食わせろ!いや、あっちの方が萌え度高くて食べ頃だと思うんだけど…。(爆) 全体的にEDはアッサリしてるけど、ライターさんのセンスがキラリと光る綺麗なものもあったね。まぁ、共通ルートが多いのはダレルけど。 |
◆システム |
選択肢とマップによる場所移動で進行するオーソドックスなADV。既読スキップはあるがCGのスキップが遅いのでちょっとイライラする。通常時もキャラの表情がコロコロ変化した時にテキスト表示がワンテンポ遅れるのが気になった。バックログが無いのも残念。時間制限付き選択肢も無意味かと。移動マップ画面で各キャラの顔表示有り。 キャラごとにテキストの色が変化するのは分かり易いがテキスト表示がダメダメ。長い音声を再生中にテキストが自動的に切り替わらず読み難かった。同じテキストを2回表示する時もあったり…。結構マシンガントーク多いからちゃんとして欲しかったね。背景スクロール等の小細工は良かったけど。 |
◆グラフィック |
鑑賞モードによるとイベントCGは350枚ぐらい。かなりパターン違いだけのCGも含んでるから体感的にはもっと少ないと思う。質的には特に問題無いレベル。 立ち絵はアニメチックでかなり癖のあるデザインだけど丁寧に描かれていてイイ感じだね。目パチ&口パク装備でバリエーションも豊富。濃ゆいキャラ達の表情がコロコロ変化するので見ていて飽きない。真っ青になった表情等、極端なオーバーアクションも面白い。良く言えばドタバタ劇にマッチした絵。鼻が薄い縦線一本で描かれてるところが漫画風味かも。でも、ヒロイン達のデザインは、もっと可愛らしくして欲しかった。ヘソ出しルックでもあれじゃ萌えないYO。(萎) 背景はパッと見は結構綺麗だけど、よく見たらちょっと粗いかなって感じもする。田舎の風景や古びた校舎はノスタルジックな感じがして良かった。 OPムービーは結構凝った作りでハチャメチャぶりも滲み出てイイ感じ。主題歌ともマッチ。EDが流れる瞬間の演出も結構新鮮だったね。 |
◆サウンド |
鑑賞モードによると全35曲。ボーカル入りが6曲収録された贅沢仕様。内訳はOP+各ヒロインのED曲×5。ヒロインごとにED曲が変わるのは嬉しい。ボーカル曲では「グリーングリーン」が一番良かった。DVD版OPムービーでフルコーラス聴けるのは嬉しい。殆どが明るくてテンポの良い曲だけど、「ありがとう、そしてさようなら」や「For
You…」とかピアノ中心のしっとりした曲も印象的。まぁ、ゲームと違和感無くマッチして結構良く出来てるんじゃないかと思う。 音声はサブキャラがいい味出してるね。男性もフルボイスにしたのは正解。逆にヒロイン達は普通だね。もうちょっと個性が欲しかったなと。特に早苗の声はイメージと合ってなくて違和感あった。 −ボーカル曲紹介− ・グリーングリーン(歌:NANA)…OPテーマ。賑やかなノリノリソング。 ・モノクローム(歌:YURIA)…みどりEDテーマ。速いテンポのロック。 ・ラヴレター(歌:佐藤裕美)…双葉EDテーマ。ギター音が響きまくり。 ・フルール(歌:YURIA)…若葉EDテーマ。徐々にテンション上がってサビで爆発。 ・星空(歌:佐藤裕美)…早苗EDテーマ。ミディアムバラード。 ・男の子(歌:YURIA)…千種EDテーマ。ファルセット多用。矢井田瞳風味。 |
◆Hシーン |
ヒロイン1人当たり7、8枚程度。純愛系特有の和姦。一応、イチャイチャしてますな。濃度は純愛系標準。ただ、無理やり乱れた感じに豹変させるのは不自然。構図が変なアニメチックな絵のエロシーンも違和感あったね。エロ萌えなんて有り得ない。音声は千種先生とか双葉がわざとらしく感じたが結構頑張ってる方かも。特に千種先生の喘ぎ声はDESIREのマコトを彷彿させる粘っこくて臭いから(・∀・)イイ!チュパ音が無いのは残念だけどね。モザイクも濃ゆくてドット粗いYO。薄消しにしてほすぃ。肌の塗りも粗くてションボリ。 |
◆キャラ ( )内の数値は萌え度 |
お気に入りは当然、ヲタの香りを満喫できるバッチグーっしょ! ○ックスシャツって…もう、キショすぎっ! 彼一人に美味しいところ持っていかれたね。だからヒロイン達が目立たないんだよ。つーか完全に彼が主役だと思う。サブキャラはバッチグーを筆頭に濃ゆいのばっかで笑える。亜理紗の喋り方もキショッ!ブリッコしてんじゃねぇよ!ムカつくんじゃゴルァ!!轟のヲッサンって「横山やすし」のクローンでつか? あの巻き舌は笑えるYO。主人公の祐介ドンは地味で一人置いてけぼりでごわすよ。 ■千歳みどり CV:中山さら (60%) おっとりして明るい天然ボケ少女。無邪気で爽やかな笑顔とDカップが売り? メインヒロインなのに、ちょっとインパクト弱すぎかも。小さい方は萌え♪(謎) ■朽木双葉 CV:藤巻恵理子 (65%) 我がままで気が強くクラスのリーダー的存在。貧乳にコンプレックスを抱く。 古典的ギャグの「しぇー」を自然に使いこなすとは・・・天性の芸人か?(ぉ ■朽木若葉 CV:満仲由紀子 (65%) 健気でやさしい性格。姉の双葉とは正反対。何かと人の役に立ちたがる。 いつもサボテンを持ち歩いている。リボンがトレードマーク。 ■美南早苗 CV:鈴木砂織 (60%) 体が弱くもの静かな後輩。無表情で人付き合いが苦手。 ろりぃキャラキタ━━━(・∀・)━━━!! ■飯野千種 CV:鈴木麻里子 (60%) 保健室で生徒達のメンタルケアを担当する先生。 |
◆総評 |
暑苦しいサブキャラ達が燃えるぜ。漢達の青春ここにあり。ぶっちゃけ、アフォヲタキャラ「バッチグー」の異様なテンションで笑い転げるゲーム。普通の学園恋愛ゲームに個性的で濃ゆいサブキャラを加えて爆笑ラブコメへと調理した感じ。とにかくキャラ達の言動がアフォすぎて笑える。恋愛ゲームとしては萌えが足りんがアフォゲーとしては高品質。笑いが基本で最後にちょっぴり感動。ぶっ壊れ野郎が創造する楽園ここにあり。 昨今、エロゲーからコンシューマへ移植されるパターンが激増しているが、本作が移植されたのは納得出来る。このゲームにエロなんかいらない。濃い野郎共だけで十分。 最後に総長・・・あんた漢だよ。でも、今時リーゼントはないだろ…。_| ̄|○ (Javaを無効にしていると表示できません) +++update:2003/11/30+++ |
シナリオ | システム | CG | 音楽 | 萌え | エロ | 笑い |
---|---|---|---|---|---|---|
75 | 70 | 80 | 80 | 65 | 55 | 85 |