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魔女のお茶会
メーカー FrontWing 評価
ジャンル 魔法少女+学園ラブコメADV 発売日 2002/09/27
メディア CD-ROM×2 価格 8800円
動作OS Win98/2000/Me/XP HDD容量 1GB以上
原画 御機械屋 BGM PCM
シナリオ 桑島由一、藤崎竜太、神楽坂ありす 音声 有り
その他 CG・BGM鑑賞、Hシーン再生 プレイ時間 約15時間

★★★ 感想 ★★★
バカなキャラ達との日常会話が楽しい単純明快な炉系ギャグゲー。
お気楽に楽しむのに丁度よいボリュームでした。

あらすじ
遥か遠い昔、魔法使いと人間はひとつの世界に共存していた。しかし考え方の違いから溝が深まり、魔法使い達は神が作り上げた魔法世界へ移住することになる。
それから数百年後、魔法使い達はもう一度人間達と平和に暮らせないかと考えた。
そしてその掛け橋として、見習い魔法使いを人間界へ修行に出す「魔女のお茶会」が開かれることになった。こうして今年も三人の若い魔法使いが人間界へと旅立った。

シナリオ
魔法少女が活躍するドタバタ学園ラブコメです。テンポ良く進むのでストレス無し。
日常会話では、ヒロイン達がボケて主人公のロクスケがツッコミ担当。
寒いのも多いけど、この漫才みたいなやりとりが、バカすぎてめっちゃ楽しい
でも、もう少し他のキャラ達との絡みが欲しかったですね。
敢えて言うなら「ねがぽじ」や「Hello Again」に近いノリかも。(苦笑)
各キャラ共、同じような展開では無く、キッチリ描き分けが出来ていました。

システム
オーソドックスなADVなので大きな問題は無かったです。
インストールするとCD不要で遊べるのは嬉しいですね。
普段の会話に出てくる選択肢の他に、移動マップで移動場所を選択することによって、物語が進行していきます。この移動マップの表示がワンテンポ遅れるのと、そこで表示されるキャラ絵が小さい上に文字と被って見難いのが気になりました。

立ち絵で表現出来ない動きを、チビキャラがコミカルに動いて状況を把握出来る画面も新鮮で楽しい。多少、ゲームのテンポが阻害されている気もしましたが。
個人的にはイベントCGをもっと増やしてくれる方が嬉しいですけど。(笑)
既読スキップの速度は少し遅かったな。メッセージ履歴は音声再生可能。

グラフィック
イベントCGは鑑賞モードによると全134枚。(パターン違い含む)
なかなか良く出来ていますが、立ち絵の背景はあっさりしすぎかな。
塗りは絵本に出てきそうなシンプルな感じですね。

OPムービーは、メルヘンチックな感じでなかなか良い出来です。
古い映写機で撮影した映画のように乱れた視覚効果もGOOD。

キャラデザは炉の進化系? 低頭身で巨大な太もも
太ももがウエストよりデカいし、足も異様に長いのは…。(^^;
異星人のような目と、鼻が描かれていないのも特徴的。
ギャグゲーでお約束となった白目攻撃もデフォで炸裂。
ん〜、この絵は、炉ゲーブランド「苺み○く」への挑戦か?(ぉぃ)
個性的で癖のある絵なので、全体のバランスにかなり違和感を感じましたが、プレイしていくうちに視覚神経が麻痺して慣れました。(笑)

サウンド
全32曲。良く出来たボーカル曲が6曲もあるのも新鮮ですね。
攻略キャラ別にEDテーマが変化するのも、メリハリがあって良いです。
OPテーマは、弾けた曲でムービーとよくマッチしていました。
全体的にドタバタコメディにマッチした明るく賑やかなBGMが多いです。
ここぞと言う場面では、しっとりとした癒し系の曲が効果的でした。
リラクゼーション効果がありそうな、各ボーカル曲のピアノアレンジも心地いい。
少しわざとらしくて笑える音声もギャグゲーの雰囲気に合っていました。

・お気に入りの曲。
過ぎし日の思い出…短いですが心に染みるので回想シーンにピッタリ。
回り始める時計…タイトル画面で流れる幻想的な曲。ファンタジーにピッタリ。
追憶の劇…哀愁さえ感じる懐かしいメロディで和みます。
TOOLATE…メグミのEDテーマ。ELTを彷彿させる甘いヴォーカルがナイス。

Hシーン
炉風味の純愛系で濃度は普通かな。ちょっと唐突な展開ですけど…。(^^;
パターン違いを除けば各キャラ3枚程度。ポニカだけ炉特権で6枚。(えっ)
あ〜、アキヲを攻略したいよ〜…ショボ━(´・ω・`)━ン。

キャラ(括弧内の数値は萌え度)
メインキャラでは、「ニー」が良かったな。
ぶっ壊れハイテンション少女「ナナ」も面白かったけど。
アキヲおねいさんの乳デカッ! 殆ど服からはみだしてるし。(;´Д`)

ニー (70%)
素直で真面目な性格だが、ドジで落ちこぼれの魔法使い。
もう、アホ過ぎるYO。白々しい棒読みの台詞も笑える。
素なのかよく分からんところが…。つーか、何故服から手を出さん?(笑)

メグミ (65%)
毎朝ロクスケに起こして貰わないと学校に行けないグウタラ幼なじみ。
トランプ占いが趣味。

ドリル (65%)
強がりでワガママな、お約束のお嬢様風魔女っ娘。
ポール犬「ポチ」を武器に強烈なシュートで攻撃してくる。(マテ

ポニカ (60%)
沈着冷静で無表情。超クールで炉璃×2な魔法少女。
ボソッとした呟きも笑える。でも、咥えながらしゃべるのは…。(゚Д゚)

マナム (60%)
大人しくて引っ込み思案な巨乳の眼鏡っ娘。

総評
良質な音楽と上手く融合した魔女っ娘ギャグファンタジー。
魔女達の臭いギャグと、テンポよく進む日常のドタバタ騒動が楽しいです。
各キャラの最後の展開にもう一波乱欲しかったのと、もう少し萌えが欲しかった。
まぁ、あの癖のあるキャラデザさえ許容できたら問題ナッシングかと。

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魔女のお茶会

+++update:2002/11/18+++
シナリオ システム CG 音楽 エロ 萌え ロリ 笑い
75 75 75 85 65 65 85 90

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