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魔女っ娘ア・ラ・モード
ブランド F&C・FC01 評価
ジャンル コミカル魔女っ娘ADV 動作OS Win98/Me/2000/XP
発売日 2003/08/29 価格 8800円
HDD容量 最低500MB、最大1.2GB以上 メディア CD-ROM×2
原画 こつえー、魚、ちこたむ BGM WMA
シナリオ 内藤隼人、定池真実、時祭来夢 音声 有り
モード CG・音楽・Hシーン鑑賞 プレイ時間 約24時間
備考 初回特典:マキシCD同梱  DL販売 『ギュッと!』

購入の経緯
魔女っ娘物って巷に氾濫してるんだけど釣られて食いついてしまう罠。
「これ激萌えだよ〜」なんて噂を聞いたら突撃するのが萌えゲーマーの性。(ぉ

突撃結果
まろやかで、のほほ〜んとした感じが癒されますなぁ。よかよか。
癒し系ろり萌え電波を浴びると何故か「はっぴ〜ぶり〜でぃんぐ」を思い出します。

あらすじ
常春の平和な魔法の国「ミント王国」。そこの人々は、古来から火、水、風、土を司る精霊の力によって生み出される魔法を道具として、日々の生活に利用していました。このお話は魔法の基礎を教える教育機関、国立トゥインクルアカデミーの学生たちの物語です。折しも今回の期末試験は2人で組むことに。悪友に女の子をパートナーにするようにそそのかされた主人公。果たして彼はどんな道をたどるのでしょうか?

シナリオ
魔法の国を舞台にしたラブコメファンタジー。魔女っ娘達との日常をまったりと楽しみながら意中の娘と協力して期末試験を突破する物語です。個性的な魔女っ娘達が繰り広げるトゥインクルアカデミーでのドタバタした学園生活を中心にほのぼのと描かれていて心地良いです。会話中心で中だるみ無くスラスラ読めるところも好印象。

エンディングでの強烈な感動とかは無いけど、クリア後の後味も良く全体的に綺麗にまとまった癒し系シナリオだと思います。魔法世界で起こるエピソードは特に捻りも無くシンプルだけど飽きずに楽しめました。ギャグはちと弱いかな。まぁ、正統派萌えゲーと割り切れば特に問題無いレベルかと。ただ、若干謎が残り脳内補完を強いられる部分(大賢者ソレ○ユの真の目的等)は少し残念かなと思います。続編を出してほすぃ。

萌えゲーのお約束、鈍感な主人公と愛のトライアングルは学園物の王道たる風格が漂いますね。この時点で萌えゲー倫理機構の第一審査通過です。お約束のおまけシナリオも、食後のおやつにちょうどイイですね。まぁ、ミルキーシナリオもおまけみたいな物だけど。主人公が平凡すぎることと、魔法バトルが殆ど無かったのが残念だけど、平和なゲームだから仕方無いね。

主人公とヒロイン達との会話は萌え萌えでいいんだけど、キャラ同士絡みのイベントが少ないのが気になりました。特にアクセントとなるサブキャラのユーキ・ハイマンを活かしきれていないのは勿体無いな。

システム
選択肢を選んで話を進めるオーソドックスなADVです。システムはバグも無く安定していて快適でした。鬼速既読スキップは既読判定も正確でかなり使いやすいです。バックログはマウスホイールに対応しており、表示中に音声も再生されるのでGOOD。日付が変わる毎に自動セーブされていくのも親切ですね。フォントサイズを変化させることによる感情表現も効果的でした。

試験パートではアカデミーの授業で習った用語等が三択で出題されます。パートナーの女の子と交互に回答していくのですが、キャラによってはお約束のように間違えてくれるので、問題選びを工夫する必要があります。もし不合格になっても数回やると同じ問題が出題されるので容易にクリア出来るでしょう。
あと、スタッフルームで声優さん達のメッセージが収録されていたのは嬉しかった。

グラフィック
鑑賞モードによるとパターン違いを除いて80枚。その内えっちぃCGが22枚。ちょっとイベントCGが少ないように感じました。絵に定評があるF&CだけあってCGの質はかなり綺麗で問題無し。萌えツボを強烈に刺激するキャラデザ可愛すぎ〜! 特に「なっちゃん」のぷにぷにした食感が堪りません。あのとろけるロ○ロ○電波は反則ですよ。ビバ!ぷに萌え! ホウキをお股で挟んで飛ぶ時の魔女っ娘達のパンチラも、妙にエッチで激萌え。(爆

立ち絵は表情のバリエーションは豊富だけど、突っ立ったままで仕種に変化が無いのは寂しいかも。デフォルメキャラは笑えるけどね。メジャーな白目攻撃も健在。口パクは立ち絵・イベントCG両方にあります。表情の変化によって口パクにもバリエーションがあるのは新鮮。特にユーキ・ハイマンのタラコ唇には効果絶大です。あの美味しそうな唇は反則ですよ。もう食べちゃいたい!(違)

サウンド
全19曲。その内ボーカル入りは主題歌の2曲。BGMはゲームとマッチした無難な出来かと。賑やかな曲やほのぼのした曲が多く、何度も使い回してるわりには飽きないです。ヒロイン達のBGMもキャラの個性と合っていました。まぁ、ボーカル曲以外は強烈なインパクトは無かったけどね。効果音はちょっとショボイかも。魔法が炸裂した時の「ボン」って音が結構間抜けだったりします。

音声は問題無くキャラと合っていて、萌え萌え〜な感じが良く出ています。エレーネやリディアが大人しい分、シルビアとなっちゃんの元気ボイスが印象的。特に萌える口癖とかは無く喋り方は普通ですけどね。アクア先生のアナウンサーのような的確で分かり易い喋り方は上手すぎ! つい洗脳されて聞き入ってしまいます。と言うか期末試験で出題されるのでキッチリ聞いておくべきなんですけどね。それにしても最近の声優さんはレベル高いなぁ…。

−ボーカル曲紹介− 歌:UNDER17
「Nostalgia」
OPテーマ。ノリノリ毒電波ソング萌えゲー風味で笑えます。特に「あのコがほしい…」(あのコじゃわからん!!)って言うかけ声が耳の中でリフレインしまくり。やっぱモモーイはドタバタコメディ用の曲を歌わせたら抜群だね。ブリッコ魂はいまだ健在?(え
「Adolescence」
EDテーマ。ダンサブルな曲だけど毒控えめでしっとり爽やかな切ない系の曲。

Hシーン
CGは各ヒロインごとに4枚程度と純愛系としては標準的な枚数ですが描写は薄いね。テキストは意外にしっかり書かれていて、ラブラブな会話と萌えなシチュは良いです。チュパ音や汁描写も有り、喘ぎ声も結構臨場感が出ていました。

しかも、ぺったんこ体型の娘が2人も!これはロ○属性の人には堪らんでしょ。
お洋服を捲り上げていたいけな目で見てくるナナたんに撃沈。(爆
エレーネの必殺バックファイヤーは美味しゅうございました。流石は女王候補!(謎

キャラ  ( )内の数値は萌え度
萌えキャラ多いけど、何で幼○体型のソレ○ユを攻略出来んのじゃ。←PAN!
男性キャラのユーキ・ハイマンは暑苦しくてキショイが、妙にハイテンションで濃ゆい味出してるね。極太眉毛にタラコ唇のWコンボは怖すぎるよ〜!(((((;゚д゚)))))

シルビア・アイゼット CV:カンザキカナリ (80%)
主人公の幼馴染。気性が激しく姉御肌のお転婆娘。自分のことを「ボク」と言う。
素直になれずに強がってるところが萌え♪ 照れた表情も(・∀・)イイ!

エレーネ・シルバーナ CV:一色ヒカル (85%)
主人公の幼馴染。おしとやかで控えめなお嬢様タイプの次期女王候補。
優しく包み込んでくれるような性格は癒しの女神!三つ編み&裸エプロン萌え♪

ナナ CV:春野かえる (75%)
純粋で素直なホムンクルスのろ○っ娘。無邪気で元気なのがトレードマーク。
舌足らずな声とぷにぷにしたほっぺが可愛い♪ マジカル7も萌え♪(*´Д`*)

リディア・アーセナル CV:草柳順子 (75%)
沈着冷静でクールな感じのする研究一筋の怪しげな雰囲気の女の子。
薬や治癒魔法に関する知識が豊富。しっとりした声で落ち着くね。

ミルキー・ミルコック CV:大野まりな (65%)
主人公のことを先輩と呼ぶ一学年下のちびっ娘。内気でおっとりした性格。
恥ずかしがりやでモジモジして泣き虫。通称オデコちゃん。ウルウルした目がワロタ。

総評
絵買いメーカーF&Cはいまだ健在ってとこでしょうか。とにかく激萌えCGとキュートボイスの融合による萌え波状攻撃は萌えゲー好きには堪りません。シナリオがシンプルで強烈なインパクトは無いものの、適度なボリュームの材料が絶妙なバランスで調理されていてクリア後もスッキリ爽快。まさに癒し系萌えゲーの王道で十分楽しめました。まぁ、シナリオを重視する方はちょっと物足りないかもしれませんが…。いや〜、ほのぼのして胸焼けしないゲームっていいですね。プレイして良かったです。

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魔女っ娘ア・ラ・モード

+++update:2003/10/02+++
シナリオ システム CG 音楽 萌え エロ ろり
70 85 90 70 80 55 80

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