ブランド | ケロQ | 評価 | 8 |
ジャンル | 萌え燃えラブコメADV | 発売日 | 2003/01/31 |
動作OS | Win98/2000/Me/XP | 価格 | 8800円 |
HDD容量 | 最低280MB、最大750MB以上 | メディア | CD-ROM×2 |
原画 | 2C=がろあ〜、基4%、SCA-自 | BGM | PCM |
シナリオ | SCA-自、NEKOBASE | 音声 | 有り |
モード | CG、Hシーン鑑賞 | プレイ時間 | 約24時間 |
備考 | 同人誌同梱 |
◆はじめに |
「モエ」って殺し文句とメイドさんに釣られて(σ・∀・)σゲッツ!! |
◆突撃結果 |
萌えと燃えの詰め合わせ(モエ缶)は予想外に美味しかったでちゅ。 |
◆あらすじ |
萌えっ娘カンパニー係長・萌えっ娘島メイド育成所所長である神崎貴広は、秘書の霧島香織とともに、リニア・実相寺冬葉・朝霧かずさ・鈴希というメイド達と出会う。彼女達との華やかな生活の中で、それぞれが持つ神崎貴広との様々な関係と過去、萌えっ娘カンパニーの陰謀が明らかになっていく。最後に神崎貴広の頬をなでるのは、孤独な風か…、優しく暖かい手か…、血にまみれた冷たい手か…、それとも……。 |
◆シナリオ |
世界の最果てにある孤島「萌えっ娘島」を舞台にしたSFチックなラブコメディ。萌えっ娘メイド達に囲まれながらひっそりと暮らしていた我が道を行く主人公が、萌えっ娘カンパニーの陰謀とヒロイン達が抱える運命の渦に巻き込まれていくハチャメチャな設定ですが、これが予想外によく練られてました。攻略キャラによってシナリオの出来にかなり差がありますが、中盤まではドタバタコメディ調の萌え中心、後半にシリアスなバトルシーンで燃えを増幅させる、飽きさせない展開には結構嵌りました。 特にリニアのシナリオはかなり燃えました。流石にメインキャラだけあって丁寧に作られていて一番良かったです。終盤のバトルシーンの燃え度はニトロプラス作品を彷彿させます。と言うと大袈裟かもしれませんが実際にかなり良く出来てました。ただ、個人的にお気に入りだった霧島タンのシナリオは消化不良気味でちょっと物足りなかったです。After Storyで補完してくれるかと思っったら痛い目に遭いましたし…。いや、鬼畜エロの補充は美味しかったですがw。 萌えと燃えの融合は良い感じだしシナリオも結構面白い。ただ、デフォルメ画像を多用してコメディ調に仕上げてあるのに、キャラのインパクトが弱くギャグの破壊力もいまいちなのは残念。もう少し日常会話を工夫して欲しかった。シリアスな世界観を重視したんだろうけど、ぶっ壊れるならとことんやって欲しかったところです。 あと、謎の組織や主人公及び他のヒロイン達が持つ特殊な能力等、かなり謎が残ってしまうのも残念です。まぁ、不思議世界SFストーリーだから何でも有りと言ってしまえばそれまでですが、ファンディスク等でちゃんと補完して欲しいところですね。 それより、紙テープ装置装備の萌えっ娘コンピューターって…。_| ̄|○ |
◆システム |
特に大きな問題は無く安定していました。フルインストール時にCDレスでプレイ可能。テキスト表示は2種類あります。キャラの内面や状況説明時には画面全体にテキストが表示されるビジュアルノベル形式、会話時にはメッセージウインドウを使用する通常のADV形式へと自動的に切り替わります。これは分かりやすくて良かったです。 最近では珍しいエッチCG緊急回避画面(通称:ボスがキタ画面)装備。ボタンを押すと瞬時にダミーの画像に切り替わるのは良いのですが、デフォルト設定のアフォメイドちゃんを見られると余計にヤヴァイような気もします。(苦笑) 既読スキップ速度は普通ですが選択肢で毎回解除されるのはダルい。メッセージログのフォントが小さくて読みにくいのもマイナス。読み返し時、マウスホイールに未対応で音声の再生不可なのも残念。今時、音楽鑑賞モードが無いのはどうかと思う。CG鑑賞モードも一枚づつしか表示されないのでめんどくさい。一覧表示させて欲しかった。 |
◆グラフィック |
鑑賞モードによるとパターン違いを含めて596枚。内訳はノーマルCGが369枚。エロCGが133枚。背景CGが94枚。枚数的には特に問題無かったです。 背景、イベントCG共にかなりクオリティ高いです。特に美麗な背景には驚き。鮮やかなじゅうたんの模様や光源処理が綺麗に施された建物等もまさに職人芸。お約束の白目ちゃんとか、デフォルメされたイベントCGのギャグセンスにも笑えました。でも、バトルシーンで 立ち絵のパターンも豊富で楽しいです。キャラデザは、とにかく萌えっ娘島のメイドだけあって、どの娘も萌え度高いです。ちっちゃな霧島タンのパジャマ姿は激萌え♪(爆 OPムービーは賑やかな主題歌ともマッチして、ドタバタコメディの始まりって感じがよく出ています。特にCGを透かして重ね合わせたアニメは、動きもスムーズですし綺麗でなかなか良い出来だと思います。 |
◆サウンド |
まぁ、ゲームの雰囲気とあっていて問題無いレベル。オルゴール系のメルヘンチックな音色がいい雰囲気出してました。特に回想シーンで流れる「大きな古時計」のアレンジが良かったです。音声も個性的な萌え声が多くていい感じ。やっぱ霧島タンの「でちゅ語」は病みつき。(ぉ −ボーカル曲紹介− ・風の中の青い鳥(歌:佐藤裕美) これぞコメディって感じのデジタル系で明るいノリノリソング。 ・遠い言葉(歌:佐藤裕美) EDテーマ。地味だけどスローテンポのしっとりしたメロディが落ち着く。 |
◆Hシーン |
純愛ルートの濃度は薄いですが、調教ルートとAfter Storyは結構エロく作られていて、切れかかったエロ燃料を補充してくれます。一部のヒロインの純愛ルートではHシーンが無いですが、無理やり挿入していたらシナリオの雰囲気が壊れていたと思われるので正解だったと思います。まぁ、純愛ルートはHシーンがなくても十分楽しめる内容だったから特に問題無いです。 調教ルートは痴態陵辱でヒロインを淫乱メイドに調教していく変態鬼畜プレイが中心です。お漏らしは基本ですが、バ○ブ、ロ○ター、媚薬等の常用アイテムから、クリ○リス+ビーチク3点ピアス&ワイヤー吊り、緊縛、鞭、ロウソク、三角木馬等SMチックな道具で、萌えっ娘達を徐々に壊していく攻め方は結構美味しかったです。汁描写はちょっとヌルい気もするけど。つか、この主人公、エロ調教師の資格もってるし…。(汗 |
◆キャラ ( )内の数値は萌え度 |
お気に入りはリニア。特にアフォちゃんになったリニアに萌え〜♪(笑 コメディとしては「かずさ」みたいなキャラが一番インパクトあって面白い。 あと、ちっちゃな霧島タンにもっと活躍して欲しかったなと思ったり…。 ■リニア CV:成瀬未亜 (80%) メインヒロイン。モジモジした旧型のぽんこつアンドロイド。下ネタが苦手。 頭に装備したマニュピレーターで感情を表現するのが怖い…(((((;゚д゚))))) ■実相寺冬葉 CV:ダイナマイト★亜美 (75%) 図書館で働くボケボケ天然司書。何故かマシン語が読める。苦い紅茶が好き。 おっとりした癒し系メイド。仕事中でも寝てしまう癖がある。 ■朝霧かずさ CV:乃田あす実 (75%) 本社監査室から派遣されたハイテンションなツインテールメイド。犬が苦手。 主人公のことを旦那と呼ぶ。料理が得意で二刀流の包丁さばきが冴え渡る。 ■鈴希 CV:永瀬江美弥 (65%) 無口で無愛想。深夜の屋敷を彷徨う謎のメイド。たこ焼きが大好物。 片目が髪に隠れた鬼太郎風味。ツルツルろりっ娘のすくみじゅ炸裂! ■霧島香織 CV:カンザキカナリ (75%) ジト目が怖い主人公の秘書。語尾に「〜でちゅ」や「〜なちゃい」をつけて喋る。 もう、あのパジャマで悩殺されまちた。ちっちゃい娘萌え〜♪(爆) |
◆総評 |
美麗なCGと萌え〜なメイドさんは、絵買いユーザー納得の逸品。終盤の燃える怒涛の急展開等、シナリオでも見せ場が多く、ボリューム的にも満足。羞恥系鬼畜エロを補充したい人は、After
Storyも残さず食うべし! 巷の評判はいまいちパッとしなかったけど、予想外の出来に驚いたね。もっと早くプレイしておくべきだったとちと後悔。積んでたら勿体無い良作。 (Javaを無効にしていると表示できません) +++update:2004/02/16+++ |
シナリオ | システム | CG | 音楽 | エロ | 萌え | 燃え |
---|---|---|---|---|---|---|
80 | 70 | 90 | 75 | 70 | 75 | 80 |