| ブランド | apricot | 評価 | ７ |
| ジャンル | 館・恋愛ADV | 発売日 | 1998/11/27 |
| 動作OS | Win95/98 | 価格 | 8800円 |
| HDD容量 | 最小1MB、最大600MB以上 | メディア | CD-ROM |
| 原画 | 田無栄三、弥生縁、ときまる | BGM | PCM |
| シナリオ | 三峰奈緒 | 音声 | 有り |
| モード | ＣＧ、音楽、シーン鑑賞 | プレイ時間 | 約１０時間 |
| 備考 | 廉価版による評価。発売日2000/08/04、価格3800円。 | ||
| ◆はじめに |
| このゲームは廉価版が発売された直後に捕獲していたのですが、例のごとく積んでいました。 |
| ◆突撃結果 |
| 話は短いけど妖しげでミステリアスな雰囲気が良かった。 |
| ◆あらすじ |
| 夢幻の館にようこそ…ここは少女達の愛…悲しみ…思いに満ちた場所…あなたがここにやってきたのは、決して偶然ではないのです。どうか…彼女たちに、愛を分けてあげてください。そのうちに、あなたはこの館の本当の意味を知るでしょう。そしてあなたは選択するのです…あなた自身の運命を… |
| ◆シナリオ |
| 大自然の中で自分を見つめ直す為に単身で山奥に入った主人公は、予期せぬ台風によって崖から転落して瀕死の状態に陥いります。奇跡的に一命を取り止めたものの、気が付くとそこは謎の女の子達が住む洋館の中だったのです。そこから館モノ特有の寂しげで狂気じみたホラーサスペンスが展開されます。 この世と隔離された夢幻の館から脱出するには、彼女達と触れ合い、身体を重ねて辛い過去と向き合う勇気を与えてあげる必要があるのです。女の子達が心に負った傷を癒し、笑顔を取り戻させることが主人公の使命なのです。ぶっちゃけ、館の中を歩き回って次々と餌食にしていくことで救済してあげるんだけど。（爆 ホラーやエロ要素が中心ですが、純愛やメルヘンを混ぜて結構飽きさせない作りになっていました。ただ、攻略出来るヒロインが８人と多いので、１人当たりのイベント数は少ないです。話も早急に進む展開が目立ち、謎めいた設定を活かしきれていないのは勿体無いですね。 メルヘンの２人をいれたら合計１０人だし、全体的にはそこそこのボリュームがあるのですが印象には残り難いです。会話も淡々として面白みに欠け、キャラ立ちもいまいち。魔物や童話の世界の人外キャラ等、バラエティ豊かですが萌えも燃えも中途半端で無機質な感じがしました。琴線にふれる丁寧な心情描写があれば印象も変わったと思いますが…。 |
| ◆システム |
| 昔ながらの「見る」「調べる」等のコマンド総当り式ＡＤＶ。結構しらみ潰しに選択しないと先に進まないことが多く作業感は強いです。まぁ、そんなに時間がかかるゲームじゃ無いのでストレスが溜まる程でも無いですが。 場所の移動はマップ上から行いますが、マップで判別し難い場所に移動できたりして、ちと戸惑いました。カーソルを持っていくと初めて場所の名前が表示されるタイプなので、慣れるまで移動先を探さないといけません。名前は最初から一覧表示して欲しいです。 基本的に一本道のストーリーです。最後で各キャラのエンディングが分岐します。強制スキップ有り。バックログ無し。鑑賞モードは一覧表示されずに順次表示させるタイプなので使い難いです。 |
| ◆グラフィック |
| イベントＣＧは鑑賞モードによると差分を含めて１１３枚。差分ＣＧは１０枚程度。イベントＣＧ、背景共にアッサリしているような気がします。立ち絵のバリエーションが少ないのは残念。もっと表情の変化を楽しみたかった。キャラデザは古臭さが漂っていまいち馴染めません。主線は太いし塗りも淡白で雑に感じます。ＯＰムービーは無いし、ＥＤもスタッフロールが流れるだけなので、ちょっと寂しいです。 |
| ◆サウンド |
| 全１８曲。結構良質かと。おどろおどろしくも寂しげで悲しそうなクラシック系の音色が館モノにマッチ。狂想曲っぽいのや幻想的で和む曲もいい味だしています。特にタイトル画面で流れる曲が良かったです。ボーカル曲が無いのは残念ですけど。吹き荒れる風の音の効果音は良かったです。でも、他の効果音は印象が薄いですね。ドアの開閉時にきしむ音とかを挿入して欲しかったな。音声は結構気合い入ってるね。キャラともマッチして問題無し。 |
| ◆Ｈシーン |
| 濃度はまずまず。ＣＧ枚数は差分を除いて５２枚。１キャラ５〜６枚ですが全体の枚数は純愛系にしては多い方です。ＣＧの質はいまいちですがテキストはいい感じです。特に前戯でのイチャイチャした会話が結構丁寧です。基本的に和姦が中心ですが一部、拘束具、緊縛、鞭、三角木馬、バイブ等をセットにした調教シーンもあります。 ただ、前振りも無く強引にＨシーンに入る展開には違和感を感じました。もっと工夫して自然に表現して欲しかったです。喘ぎ声のインパクトは弱いですが問題無いレベルです。でも、チュパ音が無いのと汁描写がヌルいのは残念。外出し時もミルクが表現されていないし。まぁ、人魚のエビ反り体位は新鮮だけど。（ぉ |
| ◆キャラ （ ）内の数値は萌え度 |
| お気に入りは「亜瑠沙」。赤頭巾ちゃんとのツイン炉完成。（爆 主人公は真面目そうに見えて実はエロ兄ちゃん。（苦笑） ■館の女主人 (40%) 館の管理人。謎めいた言葉で主人公を導く妖艶な女性。 ■雪菜 (50%) 自殺未遂をした過去のある少女。人見知りが激しくいつも怯えている。 ■摩耶 (40%) 負けず嫌いのキャリアウーマン。女性蔑視な態度に敏感に反応する。 ■深沙緒 (50%) 館に入り込み出られなくなった少女。活発で子供っぽい言動が特徴。 ■由羅 (50%) 土蔵の中に閉じ込められている少女。隣には守護するように鬼が…。 ■沙里 (45%) 恋人を待つ為に夜の庭で１人たたずむ少女。その白装束は幽霊！？ ■美和子 (50%) 館のメイドでソバカス少女。料理は超一流。川^。^)/~~~~~~~~~νピシッ！ ■亜瑠沙 (50%) フリル＆金髪のロリっ娘。蜂蜜漬けにすると美味でつ。（爆 |
| ◆総評 |
| サクッと館モノを楽しみたい人向け。妖しげな雰囲気は十分出ていました。ＣＧやシステムは古臭くて地味ですが、音楽は良質でシナリオもまずまずの出来かと。話の展開は早急だけど中だるみ無く遊べるのは良いです。 （Javaを無効にしていると表示できません）  +++update：2004/06/23+++ |
| シナリオ | システム | ＣＧ | 音楽 | エロ | 萌え |
|---|---|---|---|---|---|
| ７０ | ６０ | ６０ | ８０ | ６０ | ４５ |
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