舞台は世界で一番星に近い町。学生の石蕗正晴は、怪しいジュースを飲んだせいで小さな羊のぬいぐるみになってしまう。元に戻れる手段はただ一つ。全ての鍵は夜空から降り注ぐ『星のしずく』と『特別な女の子』。ちょっぴり不思議な、ななついろの初恋物語が、いま始まる――。
お約束でベタな魔法少女ラブコメです。戸惑いドキドキしながらも、徐々に恋心が芽生えていく過程が初々しく描かれた初恋物語に仕上がっています。すれ違ってやきもきさせる展開とか、少女漫画のように主人公やヒロインを純粋かつ綺麗に描いていたのは好印象。
不思議に溢れたメルヘンチックな魔法ファンタジー設定に、珠玉の萌えが融合して脳みそ溶けちゃう。賑やかで心地良いキャラの絡みで癒されるよ。
天然電波混入すももタンだけで満腹。あの萌殺させる表情、甘ったるくこそばゆいモジモジした仕種は、見ているだけで癒しの魔法にかかってしまう。
主人公はお約束の鈍感クン。ヘタレでどんくさい正晴にイライラさせられるので、感情移入は難しい。でも、ウジウジしてるだけじゃなく、前向きな面が見え隠れするのは青春してていいし、メインヒロインがぬいぐるみと会話したりメルヘンたっぷりで新鮮。ただ、アッと驚くイベントが無く、よくあるシチュでまったり話が進むので、過度の刺激を期待してると肩透かしを食らうかも。
選択肢で分岐するオーソドックスなADV。全体的にやや重いかな。立ち絵の切り替えに負荷がかかっているせいなのか、テキスト表示のレスポンスが微妙に悪い。そのせいで既読スキップもちと遅い。おそらくマシンスペックが貧弱なせいでしょう。他は誤字脱字も気にならず大きな問題は無し。バックログはホイール対応で音声再生可。ディスクレス起動可。
鑑賞モードによるとイベントCGは差分を含めず95枚。その内Hシーンは20枚。他にデフォルメされたCGが40枚。魔法少女変身シーンにかっこいいアニメも入ったり、メルヘンチックな淡い色彩で綺麗。でも、線の処理が粗く感じる。動き回るしずくとか画面が揺れる演出は良かった。
キャラデザは萌え絵で可愛い。すももだけは別格。立ち絵のバリエーションが豊富でコロコロ表情が変化するのは楽しい。少女漫画チックな、すもものキラキラおめめとか笑える。コミカルなデフォルメCGも動いて面白い。すももタンのすくみじゅとか、萌えのツボはおさえてる。明るい曲とマッチした楽しげなOPムービーは萌えゲーにピッタリ。
全25曲。その内ヴォーカル入りは2曲。爽やかで切ない系のBGM。静かに奏でる綺麗な曲が多い。特にピアノの音色が心地良い。学校帰りの夕暮れ時に流れる「大切なもの」は癒される。
──ヴォーカル曲──
「コイスル★フローライト」 歌:Akira
明るい萌えソングで作品にマッチ。
「虹色のルシア」 歌:KIYO
すももEDテーマ。しっとりした癒し系スローバラード。やすらぐ声質がいい。
何で冬亜たんを攻略できんのかと小一時間…(略)
尺はそこそこだけどエロくない。純愛系らしいラブラブで綺麗なHシーン。何となくエロを取ればそのままコンシューマ化出来るように作った感じ。Hシーンは無くても不自然じゃないし…。
個性的なキャラが揃っていて面白い。特に脳天気な冬亜たんがテンション高すぎw。
弥生のおっとりした喋り方は睡眠効果抜群。サブキャラもハイテンションで笑える。
やっぱ、松田家最終奥義orz…って破壊力あるなぁ。(笑)
◆ 秋姫すもも(あきひめすもも) CV:佐本二厘 (85%)
寂しがり屋でよくパニクるが、純粋で優しい性格の頑張り屋さん。そして恥ずかしがり屋ですぐに顔が赤くなるモジモジさん。照れた表情も可愛すぎ。何でも素直に信じる不思議ちゃん。笑顔で癒される天然萌え魔法少女ポンコツ風味見参!
◆ 八重野 撫子(やえのなでしこ) CV:宗川 梗 (70%)
真面目な優等生タイプ。口数は少ないが優しく頼りがいのある古風な女の子。大福が好物。
◆ 結城ノナ(ゆうきのな) CV:永杜紗枝 (70%)
転入生で秀才のお嬢様。
プライドが高いツンデレ眼鏡少女。
すももかわいいよ・・(*´Д`)ハァハァ
萌えメーター振り切ったさ。でも、もっとポンコツになって欲しかった。(ぇ 久しぶりに絵買いして良かったと思う作品。原画はハルヒやシャナで有名な人みたいだけど、コロコロ変化する表情の可愛さは萌え中枢をフワフワにしてくれる。典型的なキャラ萌えゲーで、シナリオ重視の人は物足りないかも。
このアットホームな雰囲気は、キャラ萌え命の俺には丁度いいデザートだったよ。脳がとろける甘々なすももタンを十分堪能したさ。彼女の萌えオーラは尋常じゃネェよ。あの初々しい萌え声とメルヘン挙動だけで、俺のアドレナリンはフルスロットルさ。まったりしたシナリオに飽きるかもしれんが、萌えて癒されたい方にお勧め。