ブランド | Key | 評価 | 8 |
ジャンル | キネティックノベル | 発売日 | 2004/11/29 |
OS | Win98/Me/2000/XP | 価格 | 1050円 |
HDD | 60MB以上 | メディア | インターネット |
原画 | 駒都えーじ | BGM | PCM |
シナリオ | 涼元悠一 | 音声 | 一部のみ |
モード | CG、音楽鑑賞、目次ジャンプ | プレイ時間 | 約2時間 |
備考 | 全年齢対象。 キネティックノベル公式サイト |
◆はじめに |
本作は、AIRのSummerシナリオやクラナドのことみシナリオを担当された、涼元悠一氏が書いた短編ノベルです。以前から注目していましたがプレイする機会を逃して既に記憶も風化してました。ですが、ふと記憶が蘇ったので |
◆突撃結果 |
フゥーーッ! あぁ、ゆめみの萌レーザーが貫通して撃沈しちまったさ。 ぽんこつスペックではレーザーラモ○の毒電波なんか相手にならんな。(ぉ やっぱ泣きゲーの雄であるkeyが製作しただけあって感動必至っしょ。 |
◆あらすじ |
舞台は近未来。宇宙開拓破綻に端を発した世界大戦の為、殆どの人間が死に絶え、地表では雨が降り続いていた。時が止まったはずの封印都市で、『屑屋』の男が出会ったもの。それは、無垢な少女の形をした、一体のロボットだった…。 |
◆シナリオ |
戦争により荒んだ世界をSFチックに描く感動物語。封鎖されて廃墟化した街でひとり取り残された天然少女が寂しすぎますが、ボケボケな萌え会話を楽しみながら飽きることなく一気に読破しました。プラネタリアンというタイトル通り、プラネタリウムが綺麗で凄く和みましたね。悲しいラストでものの見事に琴線に触れる泣きツボを押さえた演出は流石です。 つーか、壊れかけのロボット少女を出すなんて反則だよ〜。職務に忠実なピュアで素直なヒロインに乾杯! ええ、今回も泣きゲー常勝メーカーの罠に嵌って涙腺崩壊しましたが何か? 人間とロボットの絆を描いた物語では、東鳩のマルチシナリオに優るとも劣らないインパクトでした。 |
◆システム |
特に問題なく安定してました。選択肢なしの一本道のビジュアルノベルなので、スキップを使うことはなかったです。マウスホイール対応バックログ装備。目次単位でジャンプできる機能は、物語を読み返す時に便利。あと、DL販売なので、初回起動時のみライセンス認証が必要です。ネットに接続した状態で起動すると自動で行われます。 |
◆グラフィック |
鑑賞モードによるとCGは差分を除いて20枚。イベントCG,背景共に緻密なkeyクオリティで問題なし。映画館で映画を観てるような不思議な感覚でした。キャラデザは魔女っ娘ア・ラ・モードのこつえー氏だから萌え養分はバッチリ。つか、相変わらずとろける萌え絵ですわ。あの笑顔だけで御飯3杯はイっちゃうよ。(笑) ただ、イベントCGの質は高いのですがちと枚数が少なすぎますね。立ち絵の数も少なめですが表情がコロコロ変化するので楽しいです。それにSF作品だけあって近未来のメカがかっこいいです。ニトロプラスの中央東口氏を彷彿させる渋さですな。やっぱ…… 自動要撃砲台シオフキ最高!(//△//) <ヤメレ あと、プラネタリウムを再現した幻想的な演出や、雨や雪のアニメが効果的で綺麗でした。 |
◆サウンド |
全8曲。戸越まごめ氏といえばALMAの曲がお気に入りですが、今作でも綺麗な良曲揃いです。少しもの悲しくしっとりしたスローテンポの曲が中心。今回もKeyの18番であるお約束のオルゴール曲で泣かせてくれます。お気に入りは「星の世界」と「Gentle
Jena」。 音声は初めと最後でしか流れないので実質的には無きに等しいです。ちと残念かも。せっかくの綺麗な萌えボイスが勿体無い。もっと聞きたかったよ。どうせならフルボイスにして欲しかったな。あと、銃撃やドアがきしむ効果音は上手く使ってましたね。 |
◆キャラ ( )内の数値は萌え度 |
攻略ヒロインは天然ちゃん一人だけ。ちと寂しいけど萌えたから許す。(ぉ ■ほしのゆめみ CV:すずきけいこ (75%) 壊れかけの天然ロボット少女。3秒で爆睡かよ。(^^; あの、うぐいす萌えボイスは病みつきになったYO。 再生ぽちっと…「プラネタリウムはいかがでしょう?」 (;゚∀゚)=3 もう一回再生…「プラネタリウムはいかがでしょう?」 (≧∇≦)キャ− えい、リピート…「プラネタリウムはいかがでしょう?」 (*´Д`)ハァハァ えい、プラネタリウム……えい、プラネ…リウム…あれ? えい、プラ……リウム…あれ? えい、えい、えい、プ………リウム……プ………プ……プ…ププププププ…… 超絶メラ萌えゆめみタンキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !! あ〜堪能した! (*^ー゚)b グッジョブ!! <完全に壊れてるよ〜 |
◆総評 |
SFライトノベルとしてはかなり良質じゃないかと。短いながらもかなり感動できました。ボリュームを求める人に物足りない作品かと思われますが、短時間で物語を凝縮してあるのでサラッと読破出来る点はポイント高いです。お手軽に感動が味わえて心地良い余韻を残すのは、かなり難しいと思うのですが、それを見事に実践してますね。 最近のKeyといえば、コンプに何十時間もかかる超大作を、じっくり熟成させて丁寧に完成させる印象がありますが、本作はその方向性と一線を画す成功例だと思います。まさに時間がないユーザーの需要とマッチしたお手本的な作品かと。 相変わらず、CG、音楽、シナリオが絶妙なバランスで融合されていて、このジャンルに於いては突出した安定度です。何気に、(麻枝、いたる、折戸)のコンボも良いですが、(涼元、まごめ、こつえー)の新ラインもかなり強力だと思うので今後も期待大です。 (Javaを無効にしていると表示できません) update:2005/11/12 |
シナリオ | システム | CG | 音楽 | 萌え | 感動 |
---|---|---|---|---|---|
80 | 80 | 80 | 80 | 75 | 85 |