神動の疾風 -鬼殺編-

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ブランド

SIGN WORKS -Limited Edition-

評価

70

ジャンル

伝奇活劇ADVノベル

発売日

2009/08/15

HDD

300MB以上

価格

1000円

原画

晴乃千雨

メディア

インターネット

シナリオ

晴乃千雨

音声

無し

モード

CG、音楽鑑賞

プレイ時間

約9時間

備考

全年齢対象同人ソフト。  DL販売 『ギュッと!』

シナリオ

日常のお寒いコントみたいな掛け合いが笑える学園コメディと、魔術師や怪物が登場する非日常を描いたファンタジーを融合した感じ。非日常ではホラーバトル要素が強い。インテリな専門用語を織り交ぜた世界観の説明が多く、ちと中だるみ気味かもしれない。でも、相反する二つの世界が違和感無く上手く溶け込んでいて、飽きさせない仕上がりだと思う。

某サークルの「ルーデシア」と比べるのは酷かもしれないが、戦闘シーンはもっとスピード感が欲しいな。奥義の名前を読み上げてから炸裂させるのはお約束? それに、ハヤテの過去や、謎めいた神童の隠された秘密とか気になる点も多々残る。今作は前編と言うことで二つの世界の接点がぼやけて明確に伝わっていない感じ。それでも伏線等の仕掛けをばら撒いているので、今後どう収束させるのかが気になるところ。後編ではアっと驚くどんでん返しを期待したい。

又、敵の正体が見えそうなところで次回へ続く、先が気になる終わり方なので、一話完結が好きな人は後編まで待って一気に読んだ方がいいかもしれない。個人的には謎めいたシリアス展開が好きなんで後編も購入する予定。シナリオ重視の同人ソフトって、あまりリリースされていないから、希少な一本ではあるしね。

システム

選択肢無しで一本道。オーソドックスなADV形式。ツールは吉里吉里。動作は特に問題無し。バックログはホイール対応。スキップは未使用。

グラフィック

鑑賞モードでは差分を除いて75枚。オチ用に簡素化されたデフォルメ絵が多いけど、本気絵は結構しっかり描かれている。特に伊織のラリッたようなドス黒い顔が迫力満点。(笑) いや、女の子は萌え系で好きな感じのデザインだわ。

サウンド

全10曲。普通。特に印象に残らない。無難に無味乾燥な音を揃えた感じ。音楽は作品を盛り上げる上で重要なのでかなり勿体無い。

キャラ

クラスメイトや直法隊と言われる武装集団に個性的で濃いキャラが多いね。ツッコミ専門の主人公ハヤテとか、ツンツン細胞で覆われた超クールな女子高生の伊織とか、謎めいた不思議少女の東雲さんとか、ムードメーカーの双海さんとか。でも・・・
無邪気な「ねこさん」に萌えたのは俺だけか? はぁはぁ・・・ねこさんぷれいシタイ(笑)

総評

交響楽的なものが思い浮かんで一気に読んでしまった。<マテ
そこそこ楽しめたかな。同人にしてはよく出来ていると思うよ。特にシナリオ面では笑いを織り交ぜて飽きさせない工夫が垣間見えるしね。 座談会の「ルーデシア」ネタも笑えた。
いおりんのデレを見てみたい今日この頃。後編はポンコツ化する?<をぃ

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神動の疾風 -鬼殺編-

シナリオ

システム

CG

音楽

萌え

燃え

笑い

75

70

70

65

60

75

70



Update 2010/01/16  Copyright © yowamax