| メーカー | BasiL | 評価 | ９ |
| ジャンル | 学園恋愛アドベンチャー | 発売日 | 2002/06/28 |
| メディア | CD-ROM×３ | 価格 | 8800円 |
| 動作OS | Win98/2000/Me | HDD容量 | 1.5GB以上 |
| 原画 | 西又葵 | BGM | CD-DA |
| シナリオ | 王雀孫 / あごバリア | 音声 | 有り |
| 備考 | ＤＬ販売 『ギュッと！』 | ||
| ★★★ 感想 ★★★ |
| 久しぶりに爆笑できる超良作でした。もう、笑いすぎてお腹一杯。（を） メインディッシュは、勿論、小町ちゃん！ 言葉の弾丸で何回萌え死んだことか…。 総プレイ時間は３０時間程度。この作品も長かったっす。^-^; |
| ◆あらすじ |
| 桜井舞人は進学にあたって、ひとり北国の親元を離れ、遠く桜坂市へ越してきた。 桜坂は彼にとって、少年期までの多感な次期を過ごした思い出の故郷。 桜坂学園での楽しい平凡な一年が過ぎ、新年度を迎える前日。春休み最後の一日を友人と退屈に過ごす舞人。そんな何気ない日常の１ページから始まる物語。 一年という期間の中で、彼らは何かを知り、何かを失い、何かを見つけていく。 |
| ◆シナリオ |
| 個性豊かなキャラ達との日常会話を中心に進行する学園ラブロマンス。 前半はギャグで笑わせて後半に悲しい展開で落とす常勝パターンです。 かなり、ボリュームのあるシナリオですが、日常会話が死ぬほど面白いので飽きることは無かったです。いや、笑い過ぎてマジで腹筋痛いです。 このライターさん、笑いのツボを熟知していますね。恐るべきギャグセンスに脱帽。 なんか、初めて「とらハ」シリーズをプレイした時の、感動が蘇りました。 主人公は、ぶっ飛び野郎なんですが、テキスト内での心理描写が薄い為に、感情移入し難かったです。特に、後半の真実を突きつけられて不安に怯える様子とか…。 あと、ダラダラと続く日常のドタバタ劇は、シナリオ重視の方から見ればダレルかも。 私は、時間を忘れるほど楽しめましたけどね。 この作品はオープニングムービーまでの道のりが、かなり長いのですが、後半は超高速で進んでしまって少し拍子抜け気味でした。 はっきり言って、後半の描写はシンプル過ぎて、詰めが甘いことは否めません。 ここで、プレイヤーを驚かす為に、一発爆弾を仕込んで欲しかったところですね。 前半の破壊力抜群のテキストが素晴らしいだけに、後半で失速したのが惜しいです。 あと、エンディング後も謎が残る仕様は、如何な物かと思いました。 個人的には、スッキリとした分かり易い結末の方が好きなので。(^^; プレイヤーの想像力に任せる為に敢えて説明を省略しているのかもしれませんが、何となく、釈然としないモヤモヤが残りました でも、それを差し引いても、あの爆笑テキストの貯金は十分残っています。 ギャグ＋萌えゲーと割り切れば、全く問題無いです。 |
| ◆システム |
| かなり快適なシステムでした。フォントが大きくて見易いです。 文字やＣＧがが拡大したり揺れたりする演出も凝っていました。 既読スキップは高速。読み返し機能で音声も再生可能。 ＣＧ・音楽鑑賞、Ｈシーン＆エンディング回想モード有り。 |
| ◆グラフィック |
| 鑑賞モードによるとイベントＣＧは全部で１１０枚。 どのＣＧも精細に描かれていてかなり綺麗です。 キャラデザは、萌え濃縮でめっちゃぷりちー。顔の表情も豊富で楽しい。 服装もバラエティ豊かで季節ごとにきっちり変化するところもイイね。 ＯＰムービーはまあまあの出来かな。ＥＤムービーは地味な感じでした。 |
| ◆サウンド |
| 全２２曲。どの曲もイベントにマッチした無難な曲揃い。 逆に言えば、新鮮な曲は少ないように思いました。 ドタバタ劇中で流れる賑やかな曲もバッチリ笑いとマッチ。 音声も良い出来で、違和感なくキャラに溶け込んでいます。 以下はお気に入りの曲。 ・「Calmy Wind」 穏やかで暖かい日差しの中の心地よいそよ風のような、なごみ系の曲。 ・「days」 ＯＰテーマです。小室サウンドみたいなノリノリの曲。 パワフルなボーカルがいいね。このゲームで一番のお気に入り。 ・「beloved 〜桜の彼方へ〜」 挿入歌です。背筋がゾクゾクするイントロが最高。 桜のように舞い散ってしまう時の、悲しい叫びが胸に響きます。 |
| ◆Ｈシーン |
| ラブラブなシチュエーションが萌えますね。「青葉」とのえっちぃ最高！ 濃度は純愛系標準レベルですが、とにかく娘達が可愛い〜♪(*^^*) |
| ◆キャラ（括弧内の数値は萌え度） |
| 個性的なキャラ達との言葉のキャッチボール…と言うか乱れ打ちに脱帽。 どのキャラもよく立っています。ヒロイン以外のサブキャラも存在感有りました。 男性キャラでは、「鬼浅間」が渋い味出してたね。 豊富な萌えキャラの中で、一番のお気に入りは「小町」ちゃん。 サブだと「瑞音」や「郁奈」も萌え。大きくなれよ〜♪…(*´Д｀*) ←コラ ■星崎 希望 (85%) 明るく優しい性格。男子学生達からは、プリンセスと呼ばれて憧れの的に。 やきもち焼きなところも可愛い〜♪ アニメみたいな声も萌え〜♪ 不機嫌になった時のジト目は恐怖。…ガクガク(((((゜д゜;)))))ブルブル ■雪村 小町 (90%) 「小町と書いて萌えと解く。その心は？」…雪村は私のものです。（爆） ビバ！田舎娘！ 言葉のマシンガンでノックアウト！（ ´Д⊂ 一途な性格が萌え度倍増。必殺技のダイナマイト・バディで悩殺。（吐血） ■八重樫 つばさ (70%) 学業優秀でスポーツ万能。笑顔が可愛い元気な吊り目少女。 無表情な態度から、ぼそっと炸裂する鋭いツッコミは、もはや神レベル。 ■里見 こだま (80%) アハハ…ちっちゃいなぁ。舌足らずなのに大人ぶったしゃべり方がツボ。 この娘に「ねこバック」背負わせたら、右に出る者皆無。（笑） 真面目な性格で説教癖がある。(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ…もっと折檻して。（マテ） ■森 青葉 (85%) 妹キャラ最強！ 「お兄ちゃん」の一言でコクリ。（萌死） ナイスな萌え声！ こんな妹、ほすぃＹＯ。 |
| ◆総評 |
| 後半の展開が「ＯＮＥ」や「秋桜の空に」を彷彿させて、先が読めてしまうのがマイナスですが、笑えるギャグ満載の日常会話の楽しさは抜群。 かつて、私がプレイしたエロゲーの中で、これほど笑えた作品は無かったです。 しかも、強力なキャラ萌えのＷコンボで、完全に洗脳されました。（爆） 鬱な時に「それ散る」一本！ 万一の為の爆笑ドリンクとして常備しておかねば。（笑） 心の底から笑いたい方にお勧め！ （Javaを無効にしていると表示できません）  +++update：2002/10/17+++ |
| シナリオ | システム | ＣＧ | 音楽 | エロ | キャラ | 萌え | 笑い |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ７５ | ８５ | ８５ | ８０ | ７０ | ８５ | ８５ | １００ |
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