メーカー | elf | 評価 | 8 |
ジャンル | ほとばしる青春アドベンチャー | 発売日 | 2001/08/31 |
メディア | CD-ROM×2 | 価格 | 8800円 |
動作OS | WIN95/98/Me/2000 | HDD容量 | 700MB以上 |
原画 | ながせ まゆ | BGM | PCM |
音声 | 有り |
★★★ 感想 ★★★ |
元気な「せりな」に萌え尽きた。アソコアップモードもフル活用。(笑) カメラ小僧の世界を体験できるエロゲ。(ぉ |
◆あらすじ |
――そこのけ、そこのけ、せりなが通る!スーパーヒロイン〔春日せりな〕を中心に、私立鹿島学園に巻き起こる、超ハイテンションラブコメディ!…だったはずなのに、謎の転校生〔雪村雪之丞〕の出現によって物語は思わぬ方向に!? |
◆シナリオ |
過去の悲しい出来事が心の中に深い傷跡を残し、真の自分を見失ってしまった「雪之丞」。 偽りの自分に嫌悪し、鬱状態となった泥沼から脱出しようと必死でもがく。 大切な人の優しさに癒されながらも、相手の立場を考えて行動できずに空回り。 でも、二人で助け合いながら問題を解決していけば、きっと救われる筈。 みんな、苦い経験を積んで成長していくんだから。 もろく弱い二人だが、やがて強い絆で結ばれていく・・・。 主人公の「雪之丞」ですが、クールで無口で鈍感。しかも容姿端麗と言うお決まりのキャラですが、全て自分に対してネガティブな思考が働いて、違う自分に生まれ変わる可能性を閉ざしています。なんか、「君望」の主人公を思い出しました。まあ、あれほど酷くないですが。 「雪之丞」は、以前に天才ボクサーと言われ、将来も有望視されていたのですが、これで、タイトルに「あしたのジョー」をパロってるのが、バレバレですね。(笑) しかし、どのキャラも終盤のパターンが似通っているのが残念。 まあ、「せりな」だけでお腹一杯になったからいいけど。(笑) 二人のラブラブな雰囲気が、かなりいい感じでした。 愛と友情どちらも失いたくない。両方大切なものなんだと考えさせられるお話でした。 |
◆システム |
とにかく信頼性はピカイチのエルフですから、全く問題なかったです。 誤字脱字も無く、余裕のバグ無し記録更新は、最大手の貫禄を醸し出しています。 移動マップ上にキャラの絵が表示されていて分かりやすいです。 セーブは随時可能、既読スキップは鬼速、読み返し時に音声の再生も可能です。 ただ、エンディングが35種類あるのに、セーブできるのが33箇所なのは少いかも。 全体的には、かなり安定したシステムだと思います。 このゲームの売りである、アソコアップモードが癖になりそう。(笑) まあ、そんなにエロくないけど、アソコフェチには必須アイテム?(ぉ ズームしたら水着が透けて乳頭がくっきり。もう病み付き。(笑) なんか、未知の部分をズームアップするのって、心をくすぐられます。 他に、CG鑑賞、音楽鑑賞、Hシーン再生、エンディング再生モードが有ります。 |
◆グラフィック |
キャラデザは「ながせまゆ」さん。めっちゃ可愛い絵だね。 どうやら、ファルコムの「Zwei!!」にもかかわっている人気イラストレーターらしいです。 特に「せりな」は、かなりお気に入り。壁紙にしたいぐらいだよ。 ポニーテール最高ッス。いや〜、美味しゅうございました。ごちそうさん。(笑) どのキャラも、表情がコロコロ変わるので、見ていて楽しかった。 エルフの伝統である、目パチ、口パクが無かったのは少し残念。 イベントCGは、鑑賞モードに出てきた分だけで218枚。 まあ、この中には一部分が変化するだけの絵も含まれてますが。 全体的には、流石エルフって感じで十分満足です。 |
◆サウンド |
PCMで全25曲。エンディングのみボーカル曲。 明るい系、暗い系とバラエティ豊かに揃ってました。 でも、全体的には、あまり印象に残らなかったかな。 お気に入りは、タイトル画面で流れる「恋哀歌」と、静かな曲調の「君といる時間」。 音声は男性・女性共に有り。声優さんが熱演してたね。 特に、「せりな」の体を張った演技に強烈な電波を感じたよ。 |
◆Hシーン |
陵辱シーンもあるけど全体的に薄いかな。純愛系だから、こんなもんでしょう。 特に、アソコアップモードが生きてくるのは、このシーンでしょう。 拡大されると何だか嬉しかったりするので、つい多用してしまう。(笑) 確か昔のエロゲで、虫眼鏡アイテムで好きな部分を調べられるのがあったな。 |
◆キャラ(括弧内の数値は萌え度) |
個性的なキャラが揃っています。キャラ達がお互いに良く絡んでいて日常会話が楽しい。 男性サブキャラの濃い演技も光ってました。特に鉄平が上手だった。 お気に入りは、ダントツで「せりな」。彼女の笑顔に癒されたよ。 ■春日 せりな (85%) 愉快痛快おてんば娘。当作品でダントツの萌えキャラ。ツボに嵌りまくり。 正義感が強く曲がったことには、直ぐに矯正・天誅を加えるパワフル少女。 流石にメインヒロインだけのことはある。明るく素直な性格は好感度抜群。 オヤジ風の言い回しと、頭から湯気を出してる絵はワロタ。 ■間部 由希 (65%) せりなの親友。物静かでおとなしい性格のメガネッ娘。 優しく包んでくれます。この娘はメガネを外したほうが可愛い〜♪ ■新島 早苗 (65%) ストリートダンスに熱中している先輩。いつもマイペース。 自分のことを『ボク』って呼ぶところがナイス。(笑) ■杉崎 玲於奈 (70%) どこにも隙が無い無敵のクラス委員長。頭が良くクールな性格。 水着の食い込みがナイス!! アレも美味しそうに飲んでくれるし。(謎) ■小松原 妙子 (75%) 怖いもの知らずな明るさと、子供のような素直さが憎めない無邪気な後輩。 喜怒哀楽が激しく、直ぐに泣いてしまうが、立ち直りも早い。 いたいけなロリッ娘です。かなり萌えの素質あります。(笑) ■久保 晶子 (70%) この物語の鍵となる少女。ミステリアスな雰囲気に隠された正体とは…。 必殺の萌え言葉、「ゆっくん」に逝っちまった。 ■牧野 詩織 (60%) 担任の先生。知的な眼鏡の奥に隠された瞳に優しさを感じる。 初めてなんで、よろしくご指導願います。(何が?) |
◆総評 |
結局、せりなの一人勝ちかな。せりなに始まり、せりなに終わるエロゲ。 ストレスを感じさせないスムーズなゲーム進行も良かった。 飛び抜けた項目は無いものの、全体的には安定していて安心して楽しめたよ。 でも、エンディングの数、多すぎ!! 35種類全て見たけど疲れた。 とりあえず、TRUE ENDだけ見たら十分。必要と思えないエンディングが多かった。 エルフには、鬼畜路線をやめてこの作品のような純愛系をバシバシ作って欲しいな。 (Javaを無効にしていると表示できません) +++update:2002/05/07+++ |
シナリオ | システム | CG | 音楽 | H | 萌え |
---|---|---|---|---|---|
70 | 90 | 80 | 75 | 65 | 75 |