ブランド | ののの通信 | 評価 | 7 |
ジャンル | 大学受験恋愛ADV | 発売日 | 2005/12/30 |
OS | Win98/Me/2000/XP | 価格 | 1500円 |
HDD | 500MB以上 | メディア | CD-ROM |
原画 | SATO、葉月ユカコ、たぢまよしかづ | BGM | PCM |
シナリオ | 手塚 | 音声 | 有り |
モード | CG、シーン鑑賞 | プレイ時間 | 約3時間 |
備考 | 同人ソフト |
◆はじめに |
本作は落日のボイス追加版です。コミケや同人ショップでも販売されていますが、オフィシャルHPでボイスパッチが公開されていて、旧版を持ってる人がボイスエディションと同等にパワーアップする、ユーザーフレンドリーな対応は嬉しいですね。 ここでは気になった点について追加しておきます。その他は落日の感想と同様です。 |
◆システム |
私はフルスクリーンモードでプレイするのが好きなんですが、画面が滲んで白黒表示になったのにはビビリました。多分、最近増設したグラボとの相性の問題じゃないかと思いますが、一応、現象が起きた環境を書いておきます。 ・現在(フルスクリーンモードで色落ち) OS: Windows Me GA: GeForceFX5200 (PCI) ・以前(声無し版ですが問題なく表示) OS: Windows Me GA: Intel 810E 現在でもウインドウモードでは問題なく表示されるのですが、出来るだけ大画面で楽しみたかったので解像度を640×480に変えてプレイしました。ちなみに少し前に購入したToHeart2はフルスクリーンモードでも綺麗に表示されます。詳しくは分かりませんがDirectXを使ったゲームの方が、マシン環境に依存しにくいのかもしれませんね。(苦笑) その他、バッグログ表示中でもボイスが再生されるのは良いです。 〜2006/01/09追記〜 ののの通信のあすかさん曰く、 「Windows Me環境で、GAボードにGeForceを使用の場合、フルスクリーンモードで色が変になる相性問題が発生しているようです」 とのことです。かなり限定された条件で発生するみたいですね。^-^; |
◆ボイス |
ボイスが追加されただけでも結構臨場感がUPするものですね。声無し版で脳内補完したイメージとほぼ一致してました。日常会話がぎこちなかったりわざとらしく感じることも結構あり、全体的に声優さんの演技力はそれ程高くないですが、違和感なくプレイできたのは良かったです。エコーをかけたりして、上手く盛り上げていたと思います。 今回一番効果的だと思ったのはHシーンですね。えっちぃボイスの追加で臨場感が大幅にUPしてます。特にチュパ音や咥えながらのエロボイスは純愛系ではまずまずの出来かと。でも、お腹一杯にはなりませんよ。もっとご飯のおかわりしたかったな。(笑) まぁ、もともとエロ濃度の薄いテキストですから、ボイスの熱演だけでは限界があるのも事実ですが。(苦笑)、 |
◆キャラ ( )内の数値は萌え度 |
■愛美[まなみ] CV:本多しの舞 (70%) 前向きで明るいキャラとマッチした優しい萌え声がイイ感じですね。声質的には一番萌えるのですが、シナリオが淡白なだけに、キャラへの感情移入が低下してしまうのが勿体無いですね。時折、棒読みっぽく聞こえるのはご愛嬌ってことで…。(汗) ■恋[れん] CV:計名さや香 (75%) 今回追加されたボイスの中では一番マッチして臨場感がありましたね。演技にぎこちなさは残るものの、クールでツンツンした感じが上手く表現されていました。元々シナリオが良いこともあって、キャラ萌えUPもさることながら、感情表現がリアルに伝わる相乗効果をもたらしています。やっぱ、まじめなツンデレキャラは萌えますね。キャラ的には一番お気に入りです。もう恋タンのスパルタ教育が病み付きになりそう。(笑) ■綾[あや] CV:宮簀月菜 (50%) 棒読みが多くてちと地味に感じました。必殺の下目使いを武器とする気が強い幼馴染ということで、もっとパンチの効いた喋り方でも良かったと思います。今プレイしてもシナリオは綾ルートが一番心に響きますね。もっと徹底的に叱られる展開だと病み付きになったかも。ん?何気に俺ってMだったのか…。(爆) |
◆総評 |
ボイスは作品のイメージを損なわずに上手く馴染んでいたと思います。もともと派手なイベントや演出があるゲームではないので、ボイスの追加で極端に評価が上昇することも無いのですが、私を含め、最近のボイス付きに慣れてしまったユーザーには、より取っ付きやすい作品になったかと。萌えやエロ度も声無し版と比べると、少なくとも脳内では上昇していますので、全体的にはプラスになったと思います。 CGは相変わらず綺麗ですね。同人ゲーの中でもレベルは高い方じゃないかと。今、改めて見てみるとカメラワークというか、ピントの合わせ方にも工夫が感じられました。特に他キャラをぼかして、メインキャラを際立たせる小細工が良いですね。 あと、姉妹丼や3Pハーレムなんて贅沢は言いませんが、綾のHシーンは追加して欲しかったかも。何はともあれ、かねてから念願だったボイスを追加してくれた、ののの通信さんに感謝です。現在製作中の新作「恋ノ橋」も恋愛ADVみたいなので期待大ですね。 (Javaを無効にしていると表示できません) update:2006/01/08 |
シナリオ | システム | CG | 音楽 | 萌え | エロ |
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75 | 70 | 70 | 70 | 70 | 40 |